29：遅刻と衝撃 ページ29
pppppppp...
風磨「…もしもし？」
「もしもーし。また遅刻かー？」
風磨「もうすぐ着くって」
「お前今何時間目だと思ってんだよー
昼の授業始まるっつーの。」
風磨「仕方ないだろ、こっちも
いろいろあんだよ」
「ただの寝坊だろー」
風磨「ばーか、ちげぇよ」
「いいから早く来いよー？
お前がいないとつまんねー」
風磨「へいへい」
・
・
・
『あ…風磨』
靴箱で靴を履き替えていると
名前を呼ばれる。
風磨「あぁ、健人」
健人「…今登校？」
風磨「ん、そう」
健人「遅いね」
風磨「また加恋が入院してんだよ」
健人「そっか…。」
風磨「ん、なんかあったか？」
健人「いや……き…な…と…が」
風磨「え？聞こえないんだけど」
健人「気になる人が…」
風磨「…へぇ、健人が気になる奴なんて
珍しいこともあるんだな」
健人「…」
風磨「で、名前は？」
健人「伊吹さん…」
風磨「っ…伊吹？」
健人「風磨なら知ってるかと思って。
何組の子か分かる？」
風磨「…いや、知らない」
健人「そっか。」
風磨「…じゃあ俺行くわ」
健人「あぁ、うん」
伊吹ってAのことか？
なんで健人があいつを？
・
・
・
A「なんで今日に限って日直…」
昼休みに、また先生に呼び出されて
大量のノートを運ばされる。
ほとんど前が見えない状態。
さっきの人もこんな感じだったのかな。
A「重…い」
ﾎﾟｽｯ
誰かにぶつかって体勢を崩すけど
受け止めてくれた。
A「すいまｓ…風磨くん」
風磨「っぶねーな。ちゃんと前見ろ」
A「見たくても見えないんだよ…」
風磨「ったく、教室までか？」
A「う、うん」
ﾋｮｲｯと簡単にノートを持ってしまう。
私よりも身長が高いからノートで視界が
遮られることもなさそう。
A「半分、私も持つよ！」
風磨「いいから」
A「だ、だって頼まれたの私だし！」
風磨「じゃあこれ持ってろ」
そう言って風磨くんの何も入ってなさそうな
軽い鞄をわたしに投げた。
A「カバン…って…今来たの？」
風磨「そう」
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とにかく明るい佐原(プロフ) - なーゆさん» なーゆ様！いつもコメントありがとうございます(*'ω'*)元気いただいてますっ！Season2作成いたしましたのでぜひ！これからもよろしくお願いします(/・ω・)/☆ (2016年6月19日 21時) (
レス) id: 5428b54572 (このIDを非表示/違反報告)
なーゆ(プロフ) - すんごくたのしみにしてます！ (2016年6月18日 19時) (レス) id: 17550761a1 (このIDを非表示/違反報告)
とにかく明るい佐原(プロフ) - きららさん» ありがとうございます！嬉しいです(´；ω；`)これからもよろしくお願いします！！！ (2016年6月18日 19時) (レス) id: 5428b54572 (このIDを非表示/違反報告)
きらら(プロフ) - キュンキュンしちゃって楽しく読ませてもらってます！更新、楽しみにしてます！ (2016年6月18日 17時) (レス) id: f2e19a0bfd (このIDを非表示/違反報告)
とにかく明るい佐原(プロフ) - りんさん» ご指摘ありがとうございます。ただいま訂正いたしました。 (2016年6月18日 12時) (レス) id: 5428b54572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とにかく明るい佐原
| 作成日時：2016年5月16日 22時
