20：病 ページ20
加恋「勘違いしてるみたいだけど
私と風磨は両想いなんだよ。」
A「っ…」
部屋を見渡すと風磨くんと加恋ちゃんの
仲良さそうな写真がたくさん飾られていた。
まるで私は場違いな人間みたいで。
間違った場所へ迷い込んだ気分だ。
彼女は私なのに。
加恋「風磨も言ってたよ。
Aちゃんをフったら可哀想だからって」
A「そんなこと言うはずない！」
加恋「ほんとだよ〜？本人に聞いてみなよ。
それに風磨は小さいときからずっと私のこと
好きだったんだよ」
A「風磨くんは加恋ちゃんのこと
ただの幼馴染だって言ってたよ」
加恋「あははは！」
私の真面目な顔見て大笑いする加恋ちゃん。
加恋「嘘言うに決まってんじゃん。
だってAちゃんはただのキープだもん」
A「っ…」
加恋「私には風磨しかいないの。
風磨にも私しかいない。」
A「…」
加恋「これ以上、私たちの間に入らないで。」
A「…やだ」
加恋「っ…」
A「それでも私は信じない！
風磨くんのとこ行くから。」
ﾄﾞﾝｯ
部屋を出ようとドアノブに手を
かけた瞬間、立っていた加恋ちゃんが倒れた。
A「……え？」
加恋「…うっ…」
苦しそうに心臓を抑えて倒れ込んでいる。
A「だ、騙されないから」
加恋「…っ…あ…」
本当に苦しそうな加恋ちゃんにドアノブから
手を離して駆け寄る。
A「心臓…苦しいの？」
加恋「…あ…っ・・・・」
急いで救急車を呼ぶ。
家には誰もいないようだった。
手が震えて恐怖が一気に襲った。
今までのことがすべて吹き飛ぶくらい
もがき苦しむ加恋ちゃんに怖くなる。
このまま死んでしまったら。
そう思うと頭が真っ白になった。
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とにかく明るい佐原(プロフ) - なーゆさん» なーゆ様！いつもコメントありがとうございます(*'ω'*)元気いただいてますっ！Season2作成いたしましたのでぜひ！これからもよろしくお願いします(/・ω・)/☆ (2016年6月19日 21時) (
レス) id: 5428b54572 (このIDを非表示/違反報告)
なーゆ(プロフ) - すんごくたのしみにしてます！ (2016年6月18日 19時) (レス) id: 17550761a1 (このIDを非表示/違反報告)
とにかく明るい佐原(プロフ) - きららさん» ありがとうございます！嬉しいです(´；ω；`)これからもよろしくお願いします！！！ (2016年6月18日 19時) (レス) id: 5428b54572 (このIDを非表示/違反報告)
きらら(プロフ) - キュンキュンしちゃって楽しく読ませてもらってます！更新、楽しみにしてます！ (2016年6月18日 17時) (レス) id: f2e19a0bfd (このIDを非表示/違反報告)
とにかく明るい佐原(プロフ) - りんさん» ご指摘ありがとうございます。ただいま訂正いたしました。 (2016年6月18日 12時) (レス) id: 5428b54572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とにかく明るい佐原
| 作成日時：2016年5月16日 22時
