こっとんきゃんでぃ。【サグワ】2

問い ページ25

ま「なんで来なかったんだ」





サ「俺は…俺はあの時、親方と笑顔で病院から出てきているのを見て、親方との子供なんだって思ったんだ。」


花「サグワくん、違うのよ？

私のLINE見せてあげる」






と花凜は抱き抱えているりなをまほとくんへ渡し、
サグワにLINEを見せていた。






サグワはLINEを見ていると顔を歪みはじめて、頬に一筋の涙を落とした。






サ「俺は…俺は…」



ま「あの時、病院から出たときだってAは

「サグワ喜ぶかな」なんて言ってたんだぞ」



サ「じゃあ何であの時カフェにいるって…」



A「家に帰ってサグワに直接話したかったの。

でもまさかその場にいると思わなくて…」




相「Aちゃんは赤ちゃんがいる身なのに走ってサグワを追いかけたってわけ。」



ま「それでサグワが公園から出た時、Aは追いかけようとしたけどその場で倒れたの」



サ「そんな…」


サ「でも…」



A「『いつ俺がそんなことして子供が出来たんだ？』でしょ？

私が猫になった日覚えてる？その日だよ。」




サ「…」




赤ちゃん「…うっ…うっ…うわああああああああああああああああああああああん」



A「おーよしよし」







赤ちゃんは突然泣き出した。


この空気に耐えられなくなったのかな？






何とか落ち着いた赤ちゃんはにっこりとした笑顔でサグワを見ている。








ゆ「サグワも抱いてみれば？赤ちゃん」



サ「え？」

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