ガールの番外編2 ページ8
私、橋野Aは思った。
イケメンが足りない____な、の、で、
「今日は風が強いねー」
『長袖着てくりゃよかったな〜』
霊とか相談所へ行く道の途中のこと。風が強いのは私が意図的に台風を強制通過させたからです。
何故風を強くしたかって？それは___
「わっ、向かい風っ…うっとおしいな…」
モブ君の髪が上がった瞬間、そして目を細めたところを見たいからでした。
『……モブ君…ごちです。』
「え？」
律君の場合。彼とは会ってまだ日が浅い(モブ君もだけど)から、どのタイミングで仕掛けるか悩む。
「あれ、Aさん、どうしたんですかこんな所で」
『あれ、見回りかい弟君？初めて来たんだよ屋上！』
そう、この夕日の角度をいかし、彼の端正な顔立ちを心のカメラで撮る作戦。ちなみに屋上に来るのは予想外だったけど。
『というか見回りでここ来るの？』
「別に。Aさんが行くのが見え……たからです」
シャッターボタンを百回押した気分になった。
霊幻さんは…もう毎分一枚はおさめたい容姿をしている。
そういえば、彼には彼女さんでもいるのだろうか？
相談所にいるとき、聞いてみた。
『霊幻さんは彼女いるんですか？』
「………」
『無視しないでくださいよ…』
いない、察せ、と言われたように一瞬目線が向けられた。
『…霊幻さんがもし私と同じ年なら私好きになってる人ですね』
丁度お茶を飲んでいた彼は思わず吹き出した。
そして、
「そりゃありがとうよ…」
とまたデスクに集中し始めた。
…結果、別に何の面白さもない会話になってしまった。
___という一連の話をエクボにすると、
「…どういう趣味だよ！！！」
とペシッと叩かれた。
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桜田(プロフ) - 月魔_tukimaさん» ありがとうございますーっ！実はですね…このガルサイコ…私がパスワードをど忘れしてしまい、続きが書けない状態になってしまったんですよ。もう一つ最初からやり直しで書いてるので、よろしければそちらもご覧ください！ (2017年12月26日 22時) (
レス) id: 6d69a248b5 (このIDを非表示/違反報告)
月魔_tukima - 語彙力と文章力がありすぎて凄いです！これからも頑張ってください！ (2017年12月26日 9時) (レス) id: a779dcaf0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜田 | 作成日時：2017年9月30日 22時
