〇20 最終話 ページ20
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「忘れたくないよ、私智洋くんが …
緑『来年も再来年も、この桜一緒に見に来てくれませんか ?』
"それなら、Aが覚えてなくても俺が何度でも教えたるし"
「 …ずるいな智洋くんは、笑」
"こういうのは俺から言いたいやん" って次は正面から抱きしめられる
緑『A、大好きやで。 ほんまに好き、
一生大事にする。俺と付き合ってくれへん …?』
「、もちろんっ、…」
私たちの話を聞いていたかのように
ふわっと空に舞い、私たち2人を包み込むように散る桜
緑『おめでとう〜言うてんな』
「言ってるね 笑」
緑『A、俺のこと好き?』
「うん、すごく。すっごく大好き」
緑『…』
ぶわっと音がするように赤く染まっていく顔
「ちょ、智洋くん顔真っ赤!笑」
緑『 …っ、ちゃうねん、桜のピンクが反射してんねやろ 。』
「なにそれ 笑 ほら、耳までこんな真っ赤なのに?笑」
彼の耳を触ると見た通り熱を持ってて。
緑『…そんな近いとちゅーするで。』
「 …うん 、いいよ !」
緑『なんでなん 笑 Aのが1枚
「ふふ笑 …だめ?笑」
緑『…もうほんっま、人の気も知らんで 。』
"目瞑って" と頬に手を添えられて
さらさら、と桜が草原を走る音に紛れ 唇が触れる音が聞こえる
緑『大好きやでA。』
春が私たちを出会わせてくれた
桜が、私たちを繋いでくれた
この恋は、ずーっと、色褪せない恋になりますように。
End.
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早緑 ナツメ(プロフ) - ぽむるさん» はじめまして。貴重なコメントありがとうございます…!登場人物は今のところ未定なのですが、素敵な作品にできたらいいなと思っております。完結までぜひお付き合いよろしくお願いします、( .. ) (2023年3月25日 0時) (レス) id: 4ecddb1877 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむる(プロフ) - はじめまして。緑色さんとの運命みたいな出会いにも桃色さんの見ているだけでこっちがもどかしい言動にもすでにキュンキュンです……! これからの恋の行方も登場がまだの方がどんな役どころなのかもとても楽しみです! (2023年3月24日 19時) (レス) @page14 id: cefff0fb36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:早緑 ナツメ | 作成日時:2023年3月24日 0時