詐欺師とソウルと。

不毛 ページ7

チュドーン、ドドドドド

操縦席に座り、ナプスタは隕石をうつ

素早いながらも的確に小隕石を撃ち抜いていった。

そこにとおりかかるリーダー

「頑張ってるね
　この調子でお願い」

「ウン…」

再び正面を向き標準をあわせた。




今、船内は暗い

己の足元すらぼやける程に。

この状況を察し、任務の進行より事態の収束を選んだ乗組員数名が電気室に集まった

「あー勝手にさわらないで！
　戻っちゃったじゃん！」

カチカチカチカチとスイッチを切り替えるのは集まった全員

直したところを戻され、それを繰り返してしまっているのでいっこうに停電は直らない。

「まてまてまてまて
　誰かひとりにしようぜ、直すのは。
　このままだったらイライラするだけだ」

不毛な時間をある程度過ごしたところでついにサンズが制止をかけた

会議の時と比べると大分平常心を取り戻したようだ

「じゃあ僕がやるよ。
　任せて」

フリスクがささっと電力をきりかえる

電灯がチカチカと点滅したのち、やんわりと明かりを纏っていきやがて点いた

「ボク邪魔だったよネ…ごめんネ……」

実際問題スイッチをカチカチしあってたのはキャラ、フリスク、サンズだったから
ナプスタに責任はない

「大丈夫大丈夫
　電気もついた事だしさ、任務にもどろう」

その声でキャラは電気室に留まり、
ナブスタ、フリスクは左へ
サンズは右側へ散った

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