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(Aside)
美咲「いいって言ってるでしょ！！！」
突然叫びだした美咲に3人で固まる。
美咲も自分に驚いているようだけど、
そのまままた下を向いてしまった。
美咲「ぶっちゃけ言うとさ、“怖かった“より“恥ずかしい“が勝つの。」
目黒「……恥ずかしい？」
美咲「久しぶりに告白されて、、浮かれちゃって、、
その結果、これ。簡単に騙された自分が恥ずかしい。
みんなを巻き込んで、傷つけて、、。
もう、、消えたい……。」
「消えたいとか、、やめてよ。美咲はただちゃんと恋に向き合って、、っ」
美咲「っ、Aには、、、わかんないよ、、」
「え？」
美咲「可愛くて、みんなからモテて、めめくんもいて、強いAにはわかんないよ！！」
目黒「……」
美咲「私がどんな思いで2人の横にいたか！！
前ちょっと聞こえたの。
美男美女の横で必死にしがみついてウケるだって、
何それ。私はA達と…っっ…！！！
………やっと、、私を見てくれる人がいたと、、
思ってたのに、、。」
何も言えなかった。
知らない間に、美咲を傷つけていた…？
守ろうと思ったのに、、守っていたつもりだったのに、、
また、私は自分を正義と思い込んで、、
大切なものを傷つけてしまった………？
渡辺「それは、、責める人間違えてるよ」
目黒「………Aっ、、？」
「…………そ、だよね、、ごめんね、？」
私の声でハッとした美咲は、、オドオドしているように見えた。
美咲「………………ごめん、、、なんか私、今変なことを、、、」
美咲「………………私、帰るね、、ごめん、、じゃあね。」
気まずそうに去っていく美咲の後ろ姿を、
私は見ることが出来なかった。
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作者名：ふく | 作成日時：2024年1月12日 0時
