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(Aside)
やばい、、噂……??
黒田「…あ、いや、、俺の気の所為かもしれないけど、」
目黒「やばい噂って?」
黒田「アイツ、中学の時から荒れててあんま良くない大人と絡んでるとか、女遊びが激しいとか、タバコ吸ってるとか、、色々。」
………うそ、、
でも、美咲はちゃんと告白されたって言ってたし、
委員会で仲良くなったってことは、
ちゃんと委員会行ってるってことは
いい子ってことじゃないの?
持ってたバックから携帯を取りだして急いで美咲に電話をかける
「…お願い、、お願い出て」
………出ない
でもさっき、あんな嬉しそうに電話してて、、
話してる時も楽しそうだったし、、
「どうしよう、美咲に何かあったらっ、、!」
目黒「A、落ち着いて。」
手に力が込められる。
目黒「渡辺、美咲ちゃんどこで見た?」
渡辺「え?確か、あっちのトイレの近くあたりで、、」
目黒「わかった、ありがとう探してくる。」
「私も行く。」
目黒「だめ。何かあったら危ないからここにいて。」
「いやっ!私も行く!美咲になんかあったら耐えらんない。」
目黒「だめ!Aが傷つくとか俺が無理だから!」
「いや!行くの!渡辺くん見かけたところ案内して?」
目黒「A!」
「…めめお願い、美咲に何も無かったって確認できたらそれでいいから。なんかあっても隠れてじっとしてるから。」
なんかあったら、なんて考えたくもないけど
私だけ何もしないなんて、何も出来ないなんて
たまったもんじゃない。
めめに必死に目で訴える
目黒「…………はぁ。渡辺ごめん案内してもらえる」
渡辺「…うん、黒田。わり、先ふたりと合流してて」
黒田「…俺も行こうか?」
渡辺「いや、いいよ、すぐ戻るから」
そのまま渡辺くんに着いてく
ここって、、
目黒「…たしかこの先って神社しかないんじゃなかったっけ?」
渡辺「…うん、見つけた時点で違和感持てばよかった」
屋台が立ち並ぶ道から少し抜けると、そこは自然に囲まれた神社しかなくて。
…こんなとこ、人もほとんど居ないだろうし……っ、
渡辺「…えっ!?」
目黒「ちょ、A!!」
耐えきれず走り出していた。
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作者名:ふく | 作成日時:2024年1月12日 0時