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(Aside)
「射的とヨーヨー釣りもやりに行きますからねぇ、
どこにあるか覚えておいてくださいねぇ」
美咲「金魚すくいは？」
「生き物を使って遊ぶことは私の理に反します」
目黒「うん、Aっぽい。」
りんご飴の後にやきとり、わたあめ、唐揚げと、、
とにかく屋台を端から端まで歩いて3人で全力で楽しんでいた
相変わらずめめの距離はおかしいけど
美咲「…あ、ちょっとごめん、電話、………！！！！！」
「誰から？」
美咲「北田くん北田くん北田くん！！！」
目黒「誰」
「吉沢亮とムロツヨシと有吉弘行の人！？」
美咲が全力で頷くから、早く出ろと2人で急かす
美咲「…はい、、もしもし？、、今？友達とお祭りに行ってて、……あ、一緒？うん、」
顔を赤くしながらこちらに口パクで“先行ってて“と促す美咲に、2人でにやにやしながら離れていく
多分これ、あれだ。
お祭りのお誘い。デート。
当日に誘う？普通。…まぁいっか
彼女にも春が来たということだろう
「いや〜見てみたいな〜北田くん」
目黒「こっそり見に行く？」
「だーめだよー！！2人の雰囲気壊しちゃうかもしれないじゃん」
案の定ヨーヨーをつっている最中に美咲から
“夏に飛び込もうと思います👍“とメッセージが来ていた。
「いーなーカップル。私も青春したいわ」
目黒「そ？でも周りの人から見たら俺ら結構カップルに見えるんじゃない？」
…確かに、右手にはヨーヨー。左手にはめめの右手が絡まっている。
食べる時や遊ぶ時は1度手が離れるのに、
終わった瞬間また絡ませてくる
いつも別に手を繋いできても、ハグしてきても、
関節キスだって別に気にしない。
お泊まりだって何度もしてるし。
…でも、なんか今日は周りにカップルがいっぱいいるからなのか、
自分たちの行動がカップル寄りであることがよく理解できてしまって、、、
…さっきだって私がわたあめにかぶりついてた時に
目黒「俺も食べたい」
とか言って急に私の持ってる綿あめにかぶりついてきて、、
顔の近さに思わず叫びそうになった。
…あんなこと、カップルでもなかなかやらないでしょうよ
隣のめめを盗み見ると、視線に気がついたのか
ん？と優しい顔でこちらを見ている。
「…チョコバナナ、、」
目黒「ふふふ、ん、わかった、買いいこっか。」
………甘い
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作者名：ふく | 作成日時：2024年1月12日 0時
