今日:53 hit、昨日:19 hit、合計:34,267 hit
小｜中｜大
34 ページ34
(目黒side)
美咲「おーい！！」
距離を近づけた途端顔が赤くなったAを見ると、ついつい意地悪をしたくなる
Aは、自分が思っている以上に感情が顔に出やすい子。恥ずかしがってるのもそうだし、
今だってほら、
美咲ちゃんを見つけた瞬間安心したような顔してる
美咲「えっ、ついに関係変わった？」
俺らの手をガン見しながらそういう美咲ちゃんの言葉で
Aが慌てて手を離そうとする
もちろん離してやるわけないけど。
あー驚いた顔してこっちみてるわ、可愛い
美咲「…はぁ、あっちにりんご飴あったよ」
「ホント！？レッツゴーりんご飴！！」
もう繋がった手は諦めたのか腕を振りながら弾み気味に歩き出すA
いつもは下ろしている長い髪を器用に髪飾りでまとめて、
サラサラとしたいつもの髪はふわふわとしている
歩くリズムで髪飾りも揺れて、、
ついついAのことをじっとみつめてしまう
そんな俺に気づいたAと目が合い
ん？と小さく首を傾げる
これが無意識とか、、恐ろしい。
目黒「んーん、なんでもない」
そっか、ってまたニコッと笑い屋台に視線を戻す
このかわいい女の子をどうしてやろうかと思うけど、
おじちゃんからりんご飴をもらって
目を輝かしてるのを見ると、
俺が既にどうにかされているのだとわかってしまった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 214人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ふく | 作成日時：2024年1月12日 0時
