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(Aside)
夏休みがいつの間にか始まり、
今はもう7月も終わりを迎える頃。
優等生な私は早い段階で夏休みの課題を終わらせ、
この夏は、めめとも美咲とも沢山遊ぶ約束がある。
2人は部活が忙しく、予定を合わせるのがなかなか大変らしいけど、
美術部の私は比較的、というか断然ホワイト
基本、コンクールの締切に間に合えば部活があっても来なくていい、という緩すぎるスタンスなので
コンクール受賞をめざし力を入れてる２3年生とは違い、
1年のうちは技術向上を目標とするようなものだった。
つまり予定の調節も楽勝。
今日は2人とも部活が入っているようなので、
1人でショッピングモールに繰り出した。
久しぶりに服でも見よっかな〜と眺めていると、
渡辺「…あれ、Aちゃん？」
「あ！渡辺くん。」
渡辺「…1人？」
「うん。2人とも部活だから久しぶりに1人で買い物。
渡辺くんは？」
渡辺「俺はもうすぐ妹が誕生日だから、プレゼントを買いに」
「へー、そなんだ、チャラそうに見えて意外と妹思いなんだねぇ」
渡辺「ま、基本俺優しいからな」
「ふふw、何それ、w」
渡辺「………あの、さ……この後、暇？」
「…え？まぁ、特に用事は無いけど、」
渡辺「じゃあ、、さ」
「ん？」
渡辺「、、、一緒に妹の誕プレ選んでくんね？
こういうの女子の方がわかるだろうし、、」
「あーたしかに、ムズいもんねぇ。いいよ、一緒に考える」
渡辺「まじ！？………やった、、」
何故かちょっと大袈裟なぐらい喜んでくれて、、
ほんと妹さん思いなんだなー
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作者名：ふく | 作成日時：2024年1月12日 0時
