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末｢確かにそれを言うてへんかったらAは
Aぇにおらんかったかもしれんけど、、、
歌もダンスも楽器もできるAはAぇやなくても
どっかしらのグループに入るかソロで活躍してるやろうし、
グループに入ってること自体は責めんくてもええんやない？
パフォーマンスもさ、アクロとかAがおるから出来てる
こともいっぱいあるからむしろありがとうって感じやし、
少なくとも俺はAがAぇにおってくれて
心強いと思ってるし、同じグループでよかったって思ってる。
聞いてみなわからんけどまぁあとの5人も大体同じ意見やと思うで？｣
そんな、そんなふうに、そんなことを言われるなんて
微塵も思っていなくて思わず涙がこぼれそうになる。
もちろん俺がAぇにおってもいいって言われたこともやけど、
なにより、俺の人生の中で唯一の憧れの人から
ここまで褒められて、嬉しくないわけが無い。
末｢てゆうかAって俺に憧れてジャニーズ入ったんやな、｣
末｢結構そっちにびっくりしてるかも、｣
なんていいながら照れたように頬をかく誠也くん。
そのあとは割と和やかな雰囲気でどこに憧れたって話や
普通に服の話だとか、世間話をしながらご飯を食べて
そのまま俺の家まで送ってもらった。
別れ際、
末｢Aは今日の話みんなにも言いたいんやろ？｣
｢出来れば、早めに言いたいと思ってます…｣
末｢今週末Aぇで集まるときにみんなにも言うか？｣
末｢別にみんななんも思わへんと思うけど不安やったら
俺横着いとったるよ。｣
｢ごめんなさい誠也くん、お願いしてもいいですか…｣
末｢ええよ。まぁ、想像しとるようなことはないと思うから肩の力抜きや。｣
｢はい…｣
末｢大丈夫やって｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ
｢…！誠也くん、今日はほんとにありがとうございました。｣
末｢ん。ええよ。またなんかあったらいいや。｣
｢はい。…じゃあ、おやすみなさい。気をつけて帰ってくださいね。｣
末｢じゃ、また今週末。｣
やっぱり誠也くんはかっこよくて、憧れの人だなって気持ちが
大きくなった1日だった。
今週末への緊張が凄いけどやっぱり俺はまだまだ誠也くんと
一緒にキラキラしたいから、今週末までに
残りの5人を説得できる言葉を考えることにした。
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作成日時：2023年5月7日 1時
