架空のISLANDTVの撮影外 ページ12
ｶﾞﾁｬ
｢…！おはよう誠也くん、起こしちゃいました？｣
ﾌﾘﾌﾘ
｢それなら良かったです。今ISLANDTV撮ってるので
ちょっとだけ待てますか？｣
ｺｸｯ
｢ん、良い子やねぇ笑｣
そう言って直ぐにISLANDTVを締め、録画を止めて
マネージャーさんとのトークに編集お願いします！と言う言葉と
共に送り付け、床で体育座りしている誠也くんの元に駆け寄る。
末｢んっ！｣
誠也くんはお泊まりした日の朝、起きた時横に俺がおらんと
歩いて俺の事を探すくせに、俺が見つかると途端に歩かなくなる。
今みたいに抱っこをゆすってくるのだ。正直めちゃめちゃかわいい。
｢よいしょっと、、、ねぇ誠也くん寝室でもう一眠りかリビング
どっちに行きたいですか？｣
末｢うぅ゛、ん｣
｢笑、ほなベット行きましょね？｣
誠也くんはリビングに行きたい時つまりある程度目が覚めてる時は
ちゃんと言葉でリビング行くって言うてくれるから
そうじゃないってことは眠りたいんやろなぁ、なんて、
そんなことが分かるようになっている自分についにやにやしてしまう。
｢はーい、つきましたよ。おろしますね？｣
なんて声をかけながらベッドにおろそうとすると俺の首元に
しがみついて離れない誠也くん。
あぁ、今日はたま〜にある甘えたさんの日なんやなぁなんて呑気に
考えながら誠也くんを抱えたままベッドに1度乗り、一緒に横になる。
俺に抱きついて胸に顔を埋めた誠也くんの頭を撫でていると急に
こっちを見上げてくる誠也くん。
おやすみ、なんて言いながら額や鼻にキスを落とすと満足そうに
笑ってすぐに眠りについた。
俺らは別に付き合ってる訳やない。
なんならAぇのみんなたまぁにしてくれるし笑
安心すんねん。好意を言葉にすんのって難しいけど
キスは唇押し付けるだけで愛が伝わるやん。
唇同士ではせんしな。ええやろ、と思ってる笑
なんなら最初にしてきたんは誠也くんやねん。
まぁあん時は俺を落ち着かせようとしてたから
俺のせいではあるんやけど、、、
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作成日時：2023年5月7日 1時
