肆拾壱話 ページ43
微かに陽の光と、手に温もりを感じて目を開ける。
「善逸...君...？」
ベッドの横に私の手を握りしめて眠っている善逸君が居た。まだ小さいままの善逸君に、布団を掛ける。すると、目をぱちりと開けて私の方を見た。
「Aちゃん...無事で良かった。」
「昨日は、助けてくれてありがとう。...ちょっと出掛けるだけの予定だったから、日輪刀持ってなくて...。」
「昨日？...Aちゃん、三日間位寝たままだったんだよ？！」
綺麗な黄色の瞳を、大きく見開いてそう言った。私はその言葉を聞いた時、嘘だろうと思ったが、善逸君から噓を付いている音はしない。
「え！？本当に？...でも確かに、そこまで痛くないかも...。」
改めて自分に驚いていると、しのぶさんが部屋に入って来た。
「起きたんですね、A。大丈夫ですか？」
私の頭を優しく撫でながら、心配してくれる。私は、しのぶさんに微笑んで言った。
「はい。お陰様で、もう痛くないです。」
しのぶさんは、安心したような、呆れるような溜息を零した。
「そう言う問題ではありません。無理はしないで下さい。」
「はい、すみません...。」
しのぶさんが部屋から出て行った後に、私は立ち上がった。炭治郎君達がやっている、基礎回復訓練に行こうと思ったのだ。
「善逸君、私、基礎回復訓練に行ってくるね。善逸君も、数日後にあるんでしょ？どんな感じだったか、教えてあげるから。」
一瞬悲しそうな顔をした善逸君だったが、こくこくと頷いてくれた。部屋を出て、訓練場へ向かうにつれて、炭治郎君達の呻き声が聞こえてくるような気がするが、気のせいだろうと言い聞かせ、訓練場の扉を開くと...
「くっ！...うぅっ！」
「ア゛アァァァ！」
地獄絵図が広がっていた。
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ドリーム - シルバーウルフさん» しばらく考えてみたのですが、私には少し難しそうです。折角考えて頂いて申し訳ないのですが、色々と諸事情があるため、そのお話は書けなさそうです。すみませんm(__)mこんな事言っておいてなんですが、これからも読んでいただけると幸いです。 (2021年2月11日 16時) (
レス) id: c19869b9be (このIDを非表示/違反報告)
ドリーム - シルバーウルフさん» リクエストありがとうございます！もし万が一他の方のリクエストがあれば、そちらも見て考えたいと思います！ (2020年12月25日 21時) (レス) id: c574f6dd30 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - 人間の姿の時は言葉を喋る。 (2020年12月24日 12時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - ネコの時の姿は白銀色の毛並みの猫だから、人間の姿の時も白銀色のケモ耳と尻尾がある。名前がないため善逸に名前を付けてもらう。(^ω^)(^o^)v(*^^*) (2020年12月24日 12時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - 人間の姿にもなれるけど、、、ケモ耳と尻尾がある人間の姿。 (2020年12月24日 12時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ドリーム | 作成日時：2020年9月20日 14時
