絶対王政 ページ25
坂田side
し「Aを女装させて俺らの近くに立たせといたら、あいつら寄ってこんとちゃう?」
突然まーしぃがそんなことを言い出して、飲み込もうとしていたカクテルを吹き出しそうになった。
あっぶな。
ってか、Aが女装?なんで?
まぁ面白そうやからええけど()
うらさんもセンラも驚いたような顔をしていたけど、すぐに納得したような表情になった。
う「それ案外いいかもな、Aって中性的な顔してるし」
せ「そこらへんの女性より顔立ちもええしな、良い
『……私まだ一言も女装するとか申しておりませんが、』
反論しようとしたAの言葉を、まーしぃが即座に遮る。
し「A、俺の言うことは?」
『絶対……って、あ』
案の定、Aは引っかかった。
頭はええのに、こういう時だけ抜けてるんよな〜Aって。
そこが面白いところなんやけど。
まーしぃのニヤニヤした顔を見て、Aは忌々しそうにチッと舌打ちをする。
………怖()
ま、ええか!←
俺はAの女装姿が見れることが楽しみになってきて、わくわくしながらAに向かってニッコリした。
さ「じゃあ早速やけど、そらるさーん、A着替えさせてきて〜」
そ「………かしこまりました」
そらるさんは一瞬、Aに同情したような視線を向けると、まーしぃにからかわれて怒り心頭のAを引っ張って屋敷の中の方に連れて行った。
Aは抵抗していたようだったけど、諦めたのか大人しく引っ張られていた。
……ちょっと可哀想な気もするけど、仕方ない。
女の子の相手するの疲れたんやもん!
ほら、今だってセンラがこっちに寄ってきた女の子たちと喋ってる。
愛想よく笑ってるけど、こめかみ辺りがぴくぴくって動いたのを俺は見逃さなかった。
明日は皆表情筋筋肉痛になるんやろうなぁ。
なんて考えながら俺も女の子たちにできるだけ笑顔で言葉を交わし、グラスを傾けて残りのカクテルをぐいっと飲み干した。
―――――――――――――
作者のれいです!
昨日更新できなくてごめんなさいでした!(語彙力が家出しました)
昨日から夏休み明けでして……(作者は学生です)
ところで皆さんセンラさんの作詞作曲の新曲聴かれましたか?
作者は、「え、この人サラリーマンだよね?社畜だよね?(失礼)………え???(宇宙)」って感じに思考放棄してました☆←
ピンクのスタイリストさん→←Lets' party to night
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kne(プロフ) - 続き楽しみです。 (2021年9月14日 0時) (レス) id: ee34aec55d (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - リスさん» リスさんなんですね!私はこたぬですが基本的に箱推しです (2021年7月4日 12時) (レス) id: 79c7e82e9a (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - ぱるむさん» お返事が遅くなってしまい申し訳ありません汗 ありがとうございます! 今リメイク版を作成している最中なので、もうしばらくお待ちいただけると嬉しいです (2021年7月4日 12時) (レス) id: 79c7e82e9a (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - ランデブーさん» ありがとうございます!そう言ってもらえてとても嬉しいです (2021年7月4日 12時) (レス) id: 79c7e82e9a (このIDを非表示/違反報告)
リス - 私も志麻リスです! (2021年6月24日 22時) (レス) id: 016461b9aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:よる | 作成日時:2020年7月30日 16時