不透明。 ２ ページ3
果「A。」
「……分かったよ、で、何。」
果音に声で制止させられ、私は大人しく椅子に座った。
尊「お前、おもしれぇな！」
「は？」
面白い、？何それ。
尊「名前教えねぇ奴、初めて見た！ハハッ！」
ここまでの会話に、何一つ笑う要素なんてないはずだ。
「……九十九A。」
竜「…！！九十九ってまさか、『火取りの童』か！？」
何、その中二病臭い名前。初耳なんだけど。
尊「なんだそれ、食えるのか？」
竜「兄貴ッ！あれだよ、女一人で暴走族潰した奴だよッ！」
…あー、あれ肩当たっただけなのに慰謝料請求するから殴っただけなのに。
尊「マジかッ！お前強えーんだな！」
「…不可抗力。」
尊「これからもよろしくなッ！」
そう言い京極尊人は拳を突き出す。
「………なにこれ。」
尊「何って…俺ら友達だろ？ほら、」
首を傾げる。
友達？
「友達ってどう作るんだ？」
尊「俺の拳に、お前の拳を合わせる！そうしたら友達だ！」
よく分からないけど、拳を合わせた。
尊「おっしゃ！今日から俺らは友達だ！」
「…？おう。」
私は、この時の京極尊人の笑顔に
謎の高揚感が胸の中にあった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 112人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
栞 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 いきなりすみません...。 物語一気に読んじゃいました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2019年4月24日 19時) (
レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
nanami fumareo(プロフ) - すごく好きです！ 尊人の小説この作品しかないので 読めて嬉しいです！ これからも頑張ってください！ (2019年3月27日 10時) (レス) id: 8a413228c1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：衿豪 | 作成日時：2019年3月12日 20時
