桜が散る前に (ページ19)

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原田左之助ページ19

話が飛んだりしているので

～前回の話～

三人組(原田、藤堂、永倉)にあったA

あーだこーだ言う藤堂と永倉のところへ斎藤が戻ってくる

広間へ行けとの知らせが入るがAは拷問のせいであるけず原田がおぶると言うさすがにそれは嫌がるA...

～本編～

原「いいからいいから」

「いや、でも...」

原「歩けねぇんだろ」

「うっまぁ」

原「じゃぁ乗れよどうにもならねぇだろう」

「まぁそうですね」

この人は見た目によらず優しいらしいがちょっと強引らしい

言われた通りにおぶられました

向かう先は広間。

そこでは何をされるのかまた恐怖がこみ上げてきた

私はその恐怖で気づかないうちに震えていたのかその人のおぶる手が強くなった気がした

原「俺、原田左之助。新選組十番隊組長。これからお前がどうなるかは知らんない少しの間かも知れんがよろしくな！」

顔は良くは見えなかったが背中からでも笑顔と複雑な表情をしていることは分かった

あっやっぱり私どうなるかは分からないけどいい方向にはいっていないんだ

黙り込んだ私にまた話しかけてくた原田さん

原「お前は？」

「西村Aです」

名前だけしか言わなかった無愛想な私に後ろを向いてニカッと笑って見せてくらた原田さんに少しだけ元気をもらえた気がした

もう広間へついたみたいだった

私はどうなってしまうのだろう

それが分かるのはこの場にいる誰一人知るよしもなかった...。

広間に入る前に深く息を吸って目をつぶった。