TIME.53 ページ4
光彦君達と腕相撲をやることになりテーブルの上を片付ける。コナンも参加するよう言われてたけど拒否されてた。
「出流さっきは蓋を開けられたが次はそうはいかないぜ!」
「次は僕が勝ちますよ!」
「僕達勝負してないよね?」
元太君は負けず嫌いみたいだけど光彦君に限っては灰原さんに良いところを見せたいだけらしい、コナン君に助けを求めても頑張れと暖かい目を向けられるだけだった。
「んじや俺からやるぜ、出流覚悟しろよな!」
「お手柔らかにね」
「行きますよ〜」
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ダンッ!
「嘘だろぉ!」
「元太君が一瞬でやられてしまいましたぁ…」
勝負は余裕で僕が勝った、元太君は何が起こったのか理解できずパチクリしている。光彦君は青ざめていた。
「次は光彦君だね」
「ぼ僕だってやややってやりますよ!」
ダンッ!
「出流お前結構力あるんだな」
「えへへこう見えても力には自信あるんだよ」
勝負はもちろん僕が勝った、コナン君に誉めてもらっちゃった!日頃パパの相手をしてるおかげかな?その後も腕相撲は続き皆VS僕になっても勝ち続けた。
「苦戦してるようじゃの、どれこのワシが手を貸してやろう」
「なんだ博士また何か作ったのかよ」
「この筋力増加型バングルじゃ!」
博士の説明だとコナン君のシューズと同じ性能らしい、これって反則じゃない?どうやらそのバングルを着けて挑むのは元太君みたいだ…やだなぁずるいよ。
「今度は負けねぇぜ!」
「勘弁してよ…」
「行きますよ!」
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「ぐぬぬぬぬカテェ!」
「ふっ…」
先程より比べられないくらい力が強くなった、このままだと負ける、だから僕も本気を出さないと!!
「あぁぁぁぁぁ!」
ダンッ!!
「いってぇ!また負けた!」
「出流君すごい!」
「見ためによらずゴリラ並みの筋力なのね」
なんとか勝った…腕がビリビリする、灰原さんになにか言われたけど…
「出流お前すげぇな!」
「もう勝てる気がしませんよ…」
「わっ…ワシのバングルがぁぁぁ!!」
「もう力全然出せないよ…」
博士のバングルがプスプスと煙を立てて壊れている、何かにぶつかったのかな?まぁいいや…腕の力が入らない、明日筋肉痛決定だ…やだなぁ。
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作者名:イズミ | 作成日時:2018年9月12日 19時