TIME.67 ページ18
「キャンプ?」
「うん、皆でキャンプするの!」
今日は少年探偵団の皆と阿笠博士の所へお邪魔している、博士って本当に子供の面倒が良いよね、皆博士を慕う気持ちがよく分かる。
「僕達よく博士にキャンプ連れてって貰うんですよ」
「そうなんだ皆キャンプ好きなんだね」
「うん!それでねよくキャンプ先で事件に会うんだよ!」
よく事件に会う?僕の聞き間違いではないよね?この人たち良く事件に巻き込まれるなと思ってたがまさか此処までとは…
「事件によく会うって…君たちよく平気だね」
「その先々で起きた事件を解決したんだぜ!」
「皆凄いね、流石少年探偵団だよ。でもあんまり危険な事に関わっては駄目だよ」
中には子供にも容赦無い人だっているし(ジンとか)まだ子供の僕が言うことではないが少年探偵団無茶苦茶過ぎだよ、少し未来が心配なった。
「ちぇ〜お前コナンと同じ事言うな」
「運良く無事でいられたけど次怪我だけじゃすまないかも知れないんだよ?コナン君のお腹の傷痕…あれ銃で撃たれた痕だよね?君達その位危険な目に会っているんだから少しは「わぁったよ!」」
「お前コナン以上に説教好きだな」
話を遮られた…僕は君達の事を心配して言ってるのになぁ。
「はぁ…まぁいいや、お土産話楽しみにしとくよ」
「えぇ!?出流君キャンプ行かないんですか!?」
「流石にそこまで迷惑掛けられないしその日は用事が会って行けないんだ」
流石にそこまで迷惑掛けちゃいけないしその日はパパと京都に行く約束してるから行けない。
「別に迷惑じゃねえぞ、博士は好きでやってるだけなんだから遠慮する必要なんて無いんじゃねぇの?」
「コナン君…」
「そうですよ出流君は我らが少年探偵団の一員じゃないですか、遠慮するなんて水臭いですよ!」
「ごめん僕こんななりだから今までコナン君達みたいに仲良くしてくれる人があまり居なくて…どうして良いか分からないんだ」
光彦君達に愉快な思いさせちゃったかな?引っ越す前は金髪だからといって良く苛められて喧嘩しちゃってたし…仲良くしてくれる人なんて少なかった。
「大丈夫だよ将来イケメンさんだから出流君は変じゃないもん!」
「馴れてないのなら少しずつ馴らしていきましょう、僕達友達ですから!」
「みんな…ありがとう」
「おいおい泣くなよ俺達が泣かしてるみてぇじゃねぇかよ」
「だってそんなこと言われたの初めてだもん…」
しばらく涙は止まらなかった、この子達と友達に馴れてよかった。
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作者名:イズミ | 作成日時:2018年9月12日 19時