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貴方side
「着きました。
では」
リムジンが止まり、降ろされると去るリムジン。
どれだけここに居たくないんだか。
「ドロンッ」
「!」
目の前にドロンッと音を立て、煙が経つ。
しばらく凝視していると、煙が晴れていく。
するとそこには、可愛らしい白い子狐がいた。
「初めまして！沖田A様！
私は“こんのすけ”と申します。
以後お見知り置きを」
ぺこりとお辞儀する子狐。
「すごいね、喋れるのかこの子狐。
ふふっ、かわいいかわいい」
よしよしと頭を撫でると、子狐は目を細めた。
「あ！
そんなことより、ここの本丸での呼び名をお決めください！」
さぁ！っという子狐。
「ん〜…子狐は何が良いと思う？」
「えぇ!?そこはご自分で!!」
やだなぁ、面倒くさいんだもん。
「私は面倒くさいことは基本的には苦手なんだ。
よかったら子狐が決めておくれよ」
そういうと、子狐はうーんと考え始めた。
あ、考えてくれるんだね。
そう密かに思いながら。
「うーん…お名前が“沖田A”様なので…。
あ！A様はどうでしょう！」
やっと思いついたというように顔を上げる子狐。
「ふふ、そのまんまじゃないか」
そう笑うと、一生懸命考えたんです！
と、子狐が反抗してきた。
「そ、そんなことより！
この本丸についての書類は読んで頂けたでしょうか？」
なんだ、この子狐しっかりしている。
「あぁ、これでしょ？
車の中で読んだよ」
そういうと、大きく子狐は頷いた。
「それなら話が早い！
大広間にこの本丸の全刀剣男士を集めておきました！
新しい主として挨拶をしてもらいますぞ！」
張り切って私の手を引き、バンッと足で門を上げる子狐。
何この子狐…子狐のくせに凄い脚力。
「お前、戦えるんじゃないの？」
「な、何を言ってるんですか!?」
そんな会話をしながら、本丸に入っていく。
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神代(プロフ) - 続きが楽しみです！こうしん頑張ってください (2017年5月20日 12時) (
レス) id: f49ce96779 (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ - 沖田組可愛いし大好きなんで自分のペースで頑張って更新してください！沖田組好きにとってはたまりません！(*≧∀≦*) (2017年5月15日 8時) (レス) id: 454f118451 (このIDを非表示/違反報告)
マイ - 沖田くんの生まれ変わりが主人公続きが楽しみです 更新頑張ってください (2017年4月12日 16時) (レス) id: 5baa1c244c (このIDを非表示/違反報告)
藍 - とても楽しみにしてます！主人公が沖田くんかぁ。清光と安定好きだから堪らない作品です!更新頑張ってください！ (2017年3月30日 22時) (レス) id: f0462223e1 (このIDを非表示/違反報告)
遙(プロフ) - これから主人公がどんなことしていくのか楽しみに読んでます。9の神隠しについての説明が少しおかしなことになっていますよ？ (2017年3月25日 21時) (携帯から) (レス) id: dcb8fa75ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜の花 | 作成日時：2016年12月25日 20時
