大好きなアイドルの家政婦に！！？3

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ライブも終わりお腹が空いたから会場から何駅く離れたところにあるファミレスに寄る




会場近くだと、ライブ終わりの子が皆来て混むから嫌なんだよね



店員さんにパスタを注文し、食べながらさっきまでのライブに思い浸る



まだ頭の中で皆の歌声、歓声が鳴り響き、あの光景が何度も再生される




会場を宇宙にいるような気持ちにさせてくれるたくさんのペンライト




その中で一際光り輝くseventeenの皆






不思議な感覚で夢のような時間だった






ふわふわと宙に浮いた感覚






今頃皆何してるのかな？





早く感想を伝えたい





でも、その前にさっきから視線がすごい





私の斜め前に座っている30代ぐらいの男の人からこちらをじーっと見る視線を感じる





なんていうか、、




品定めでもしているような目で、、、





思い浸ってるのに水を差された気分だ






私はその視線から逃げるように会計済ませファミレスを出た







さっさと家に帰ろ





ファミレスから駅までは歩いて5分だからすぐだろう




でも、暗いから道がよくわかんない



来た時も適当に歩いたら着いたって感じだったし





スマホのマップで現在地を確認し駅までの道を調べる






が、よくわかんない





右左どっちに進もう、、、





、、、、、






カタッ




よし、右に進もう





そこらへんにあった枝を立て倒れた右に進むことにした








のはいいけどなんかどんどん暗い道に行ってる気がする！





嫌な予感がするな







やっぱり道間違えたかな、、、





「、、、っ！！？」







み、見なかったことに、、、





できねぇわ！！





ダッと地面を蹴り猛ダッシュで目の前の道を必死で走る




本能が私にあの男から逃げろと知らせている






そう、さっき




来た道を引き返そうと振り返った瞬間、、、




建物の陰からこっちを、、私を見ている人がいた





見た瞬間にわかった





、、、あの男だと





タタタッ




ってやっぱり追ってくるんですけどー！！





私が走り出したら、それより速いスピードで追ってくる男






こわいこわいこわい





「た、たすけて、、、」




最悪なことにこの暗い道に人のいる気配はない





徐々に男との距離が近くなってくる





もうなんで追ってくるのよ




男との距離は15メートルぐらいある




頑張れば逃げ切れる

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