酒のつまみ

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dy『ヒョン〜Aさんが痛がってますよ〜ㅋㅋ』



笑いながらウンさんの腕を離してくれた救世主







無事生還した腕をさすりながら声の主を見上げる




『王子様…』



うわ…



こんなかっこいい人ってこの世に存在すんの？



ちょっとつり上がった目に大きな涙袋


小さい顔に大きな唇



それに…



なんか周りキラキラしてるんやけど！



語彙力が無くて申し訳ないけど、このかっこよさは口では説明できない



dh『やーー！Aドンヒョニヒョンがタイプなのー！？ダメだよ』



『え、声に出てた？』



デフィの言葉に思わず自分の口を手で塞ぐ



dy『ふはっ！めっちゃ面白い子じゃんㅋㅋㅋ
俺は98lineのキムドンヒョンです。デフィの知り合いなら仲良くできそう！』



『…はい！よろしくお願いします///』




大きく口を開けて白い歯が見える笑顔の破壊力がすごく、私は出された手を握り返すだけでもやっとだった




ym『俺にはアルパカだけやのにドンヒョンは王子様って…』



un『ヒョン…仕方ないよ。顔は…うん…仕方ないよ…』




ym『慰める気ないだろ！』



dh『はいはーい。コントはまた今度にして、次はウジニヒョンだよ！』



ヨンミンさんとウンさんのコントを強制的に終わらしたデフィは、つり上がった目にふて腐れたような無表情な顔をした人の肩に手を回した



wj『パクウジンです。よろしくお願いします』



パクウジンと自己紹介した人はそれだけ言って下を向き黙る



ym『ウジナは人見知りだから最初はあんま喋んないんですよ』




怒っているのかと不安にもなったがヨンミンさんのその言葉に納得する



『そうなんですね。私も人見知りだから少し安心しました。ウジンさんよろしくお願いします』



wj『ん…』




もしかしたらウジンさんは私よりも人見知りかもしれないと思うと、同族を見つけたみたいで嬉しくなった




メンバーの人達は話しやすく、何よりデフィが居たことにより、メンバーと会う前のひどい緊張はほとんどなくなった

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