酒のつまみ

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『ここにこれから担当してもらう子達がいるから、今から顔合わせしてもらうよ』



部屋の前に着くとさっきよりも心臓の音が早くなるのがわかる




ｶﾞﾁｬ



え？



代『あんにょーん』



ドアもう開けたのー！！？この鬼代表ㅠㅠㅠ



安定に心の準備を待ってくれない代表は呑気に中にいるであろうグループの子達に挨拶しながら部屋に入っていった



？？？『『こんにちは〜代表！』



中から複数人の元気な男の声が聞こえてきた



代『ほら！早く入って！』



ドアの前に立ち尽くしていた私の腕を引っ張って中に引きずり込む




『代表ーーむりですって！まだ心の準備がーー！』



そんな私の言葉も虚しく無事入室。



部屋に入ると目の前にスタイルが良く綺麗な見た目の5人の男が立っていた



代『明日からお前達の宿舎の家政婦として働く岡本Aだ。』



緊張で顔が上げられない私を知ってか知らずか、私の横で立っている代表が私を5人に紹介する




これ、初めの挨拶重要やんな…



昨日からずっと練習したから言える…



言える…！



意を決して顔を上げるが、メンバーの顔を見れるほど私の決意は固くなかった




結局メンバーの首あたりを見ながら挨拶をする



『初めまして！明日から宿舎で家政婦として働かせてもらいます。岡本Aで…ｸﾞﾊｯ！dh『A！うわ！Aだ！久しぶり！うわうわうわ！僕のこと覚えてる？』



身体に文字通りドンって衝撃と共に興奮した男の声が頭の上から降ってくる



人の自己紹介中に抱きついてくるって…





驚きながらも誰やねん！と思って剥がすと目を疑った





昔の面影が残っている懐かしい顔がそこにはあった

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