Always Love～君は僕の笑顔の理由～2 (ページ10)

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綺麗なものページ10

頬に触れる暖かい感触に目を覚ます。
ゆっくりとまぶたを持ち上げると、そこにはベッドサイドに膝をつき、私を見つめるテミンオッパの姿。
A「…オッパ、眠れないの？」
TM「Aの寝顔見てるの…綺麗だなぁって」
A「…オッパ…」
TM「…綺麗なものは大切にしないと…」

あのセリフ…木蓮の…

TM「大切にしないと…壊れちゃうから…」
テミンオッパの瞳から溢れ出す涙。

TM「大切にしなかったから…壊れちゃった…っっ…」

A「…オッパ？」

TM「もう…ニ度と壊したりしない…」
オッパはそう言うと痛いほど強く私を抱きしめる。

TM「明日…アッパとオンマを空に送ってくる」
A「明日？」
TM「事務所が色々準備してくれてて、少し遅くなったけど…Aはどうする？マスコミもたくさんくると思うから…ここにいて良いよ？」
オッパはわたしをマスコミの前に出したくないんだろう…けど…
A「Aもアッパとオンマをちゃんと送りたい…」
TM「……分かった」