ジョンヒョンオッパの理想 ページ16
JH「A〜、ただいまぁ〜」
ジョンヒョンオッパだった。
A「おかえりなさ〜い」
JH「あ、ユイちゃん、いらっしゃ〜い」
ユイ「お…お邪魔してます」
JH「A〜、キー君来てる？」
A「来てるよ〜、今さっき出て行ったんだけど…」
JH「そっかぁ〜、Aはユイちゃんと話してたの？」
A「うん！」
JH「良かった…Aのこんな楽しそうな顔久しぶりだ…」
私の顔を両手で包み込みながらそう呟くジョンヒョンオッパ。
JH「ありがとね…ユイちゃん…」
ユイ「いえいえ…私は何も…」
ジョンヒョンオッパはまた私のおでこや髪にポッポしだす。
ユイ「ジョンヒョンオッパ…テミンオッパみたいですね…」
JH「ん？テミナにもポッポしたいけど、もうさせてくれないから…」
A「たまにしてるじゃん…」
JH「したら怒られるもん…」
そう言うジョンヒョンオッパは怒られた子犬のような顔をしていて、くぅんという鳴き声が聞こえそうなほどだ。
ユイ「かっ…かわぃぃ…」
ユイがポソリと呟いたけど、ジョンヒョンオッパには聞こえてないようで、ホッとした。
ガラッ…
KY「ジョンヒョナ〜〜‼」
病室の扉をあけて入って来たキーオッパは、開口一番ジョンヒョンオッパに怒りの声をあげた。
KY「いい加減Aにベタベタするのやめとけって！そのうちパパラッチにすっぱ抜かれるぞ！」
JH「キー君♡」
ジョンヒョンオッパはさして気にした様子もない。
JH「だってA可愛いんだもん」
ON「Aはジョンヒョナの理想そのものだからな…」
キーオッパに続いてオニュオッパが入ってくる。両手に抱えていた袋を重そうにベッドサイドの机に下ろす。
A「オニュオッパお帰りなさい！」
ON「ただいま」
いつもの優しい笑顔で頭を撫でてくれる。
ユイ「お邪魔してます」
ON「ユイちゃん、久しぶり」
ユイ「お久しぶりです！あの…理想ってなんですか？」
ON「ふふっ…」
KY「あ〜、あれね〜」
A「そうそう、何の事なの？」
JH「A〜、大きくなったらオッパと結婚しようね〜？」
キュルンキュルンの瞳でそんな事を言うジョンヒョンオッパ。
KY「重症だ…」
A「はぁ…」
ジョンヒョンオッパのいつもの冗談にため息がこぼれる。
ON「あ、これ差し入れ〜」
オニュオッパが大きな袋から飲み物を取り出し、みんなに配り出す。
KY「あ、オニュヒョンごめん。僕がするよ。」
ON「キー君ありがとう〜」
そうして五人で他愛もない話に花を咲かせた。
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作者名：sae | 作成日時：2016年11月15日 22時
