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プレゼント ページ14
お昼ご飯も終わり、また退屈な時間…。
オッパの言ってたプレゼントって何だろう？
オッパにはいつも色々もらってるし、欲しい物なんて何もないけどな…。
なんてことを考えていると…
コンコン…
病室のドアがノックされた。
看護師さんかな？
A「は〜い、どうぞ〜」
扉をあけて入ってきたのは…
ユイ「Aっ…」
泣きそうな顔のユイだった。
A「…ユイ…」
ユイの伸ばした手を取り合い、無言で抱き合う。
ユイ「Aっ…っ…」
A「ユイっ……」
二人で泣きながら顔を見合わせる。
ユイ「…A…痩せたね…」
A「ふふっ…今頑張って元に戻してるとこ…」
ユイ「Aが辛い時何もしてあげられなかった…ゴメンね…」
A「そんな事ない！私入院してから今が一番嬉しいよ！」
ユイ「おじさんとおばさんのこと…なんて言っていいか…」
A「……うん…」
ユイ「……なんでっ…っ…」
A「…ユイ……ありがとう…」
ユイ「……ゴメン……辛いのはAなのに…」
A「ううん…ほんとに…来てくれて嬉しい…」
ユイ「テミンオッパが連絡くれたの…面会しても良いって…」
A「オッパ…」
また二人抱き合って泣いた。
オッパ…ありがとう…
世界一嬉しいプレゼントだよ…
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作者名：sae | 作成日時：2016年11月15日 22時
