Always Love～君は僕の笑顔の理由～2 (ページ12)

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安静ページ12

事故で骨折した足の治療のため、私はしばらく入院し、リハビリを行うこととなった。

オッパとの新しい誓いを立てたあの日から、私はオッパのために、1日でも早く元気になろうと決意した。
早く良くなってオッパを守れるようになりたかった。
すると、今まで喉を通らなかった食事も少しずつ食べられるようになり、5日もすると点滴なしで過ごせるようになった。
主治医の先生の話ではリハビリ次第で、またバレエを踊る事もできるという事だった。
すぐにリハビリを始めたいと申し出たが、骨がしっかりと繋がるまではギプス固定の生活を強いられた。

A「もうくっつきましたか？」
Dr「…Aちゃん…毎日おんなじ事聞くね…」
顔を見れば同じ質問を繰り返す私に主治医の先生は苦笑しながら、もうしばらく安静にするようにと伝える。

A「はやくリハビリしたい…」
TM「焦らずゆっくりいこう…」
テミンオッパはそう言うけど、自由に体を動かさないストレスは募るばかりだ。

TM「今日はオッパ達は仕事で夕方までいないけど、Aはちゃんとここで安静にしてて」

事故から2週間が経ち、オッパ達は少しずつ仕事を再開し出している。
A「……わかった…」
オッパが近くにいない事に寂しさを感じる。

以前はそんな事感じなかったのにな…。
あの日からずっとオッパがそばに居てくれたから、贅沢になっちゃってる…。

TM「いい子にしてたら、きっと良い事があるよ？」
A「良いこと？何?」
TM「ふふっ」
オッパの含みのある言い方が気になり、聞いてみるけど、オッパはやんわりと微笑むだけだった。