キュウレンジャーの副司令は捻れた世界へ2 (ページ39)

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てるのかい？」

エース「あたりまえじゃん」

デュース「冗談で決闘を挑んだりしません」

ユウ「(2人共……)頑張れ」

2人の意気込みにも余裕の笑みを浮かべるリドル

リドル「フン。まあいいや。それじゃあさっさと始めよう」

ケイト「リドルくん、今日の午後のお茶の用意はどうする？」

リドル「愚問だね。ボクのお茶の時間は毎日キッカリ16時とルールで決まってる」

ケイト「でももう15時半を過ぎてるけど……」

リドル「ボクが遅刻をすると思うのか？どうせすぐ決着がつく。そういう訳でボクには時間がない。1人ずつ相手をするのも面倒だ。2人纏めてかかっておいで」

ハーツ寮生たち「いいぞー！寮長！軽く捻っちゃってくださーい！」

リドル本人も寮生たちも寮長が勝つ事がわかっているように声援を飛ばす

トレイ「………」

デュース「随分と言ってくれるな」

グリム「カ〜ッ！カンジ悪いんだゾ！」

ユウ「完全にアウェーだね」

エース「こっちだって作戦くらい立ててきてるっつーの！」

リドル「学園長、決闘の合図を」

彼の言葉に学園長は説明を続ける

クロウリー「私が投げたこの手鏡が地面に落ちて割れるのが始まりの合図です。では……レディ、ファイッ！」

ｶﾞﾁｬﾝ、ﾊﾟﾘﾝｯ

ユウSide

学園長が持っていた手鏡が割れて決闘が始まった

リドル「【首をはねろ-オフ・ヴィズ・ユアヘッド-】！！」

ｼｬﾗﾝ、ｶﾁｬﾝ

デュース・エース「「うわあああ！！」」

しかし2人が攻撃する暇もなく首輪はあっけなく2人にはまってしまう

「2人共！」

エース「ぐ……くっそぉ！魔法を具現化させるヒマもなしかよ！」

デュース「ここまで手も足も出ないなんて……」

「は、速い！」

クロウリー「魔法の強さはイマジネーションの強さ。魔法の効果を正確に思い描く力が強いほど正確さも強さも増す。ローズハートくんはますます魔法に磨きがかかっていますね。」

魔法についてわかりやすく説明してくれる学園長

グリム「ぶなあぁ……レベルが違い過ぎるんだゾ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥｀)」

リドル「フン。5秒もかからなかったね。その程度の実力でよくボクに挑もうと思ったものだ。恥ずかしくないの？やっぱりルールを破る奴は、何をやってもダメ。お母様の言う通りだ」

デュース「くっ……確かにルールは守るべきだ。でも無茶苦茶なルールを押し付けるのはただの横暴だ！」

リドル「ハァ？ルールを破れば罰がある。そして、この寮ではボクがルールだ」