宇宙の救世主と彼女の物語11 (ページ39)

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『ケンボーン！』

黒「はッ」

ガイソーグ(リタ)「〜ッ！」

黒の戦士が剣を鞭のように伸ばすと攻撃がリタだけに当たりその隙にカグラが離れる

「カグラ！」

カグラ「ッ！Aさん！」

私は素早く彼女の腕を弾き片手で抱きしめながら剣を構え後ろへ下がると

カグラ・A「！」

黒「大丈夫か？」

カグラ「は、はい」 A「ありがとうございます」

先程の光が私とカグラに巻きつき黒の戦隊の後ろへと飛ばされる

緑「はッ、はッ、はッ！はぁ〜ッ！」『ﾋﾞｭﾝｯ、ﾋﾞｭﾝ、ﾋﾞｭﾝｯ』

緑の戦士はものすごい速さでリタに攻撃して何度か攻撃した後、急ブレーキをかけて止まり

ガイソーグ(リタ)「うわぁ〜〜ｯ！」

ﾄﾞｰﾝｯ

緑「ま？こんなもんかな？」

ガイソーグはリタから離れた

黒「いくぞ？」

緑「あ！兄さん待って！」

「待って！」

黒・緑「？」

私は立ち去ろうとする2人を呼び止める

「あの！貴方方は【リュウソウ族】ですよね！私のお婆様を助けてくれてありがとうございます！」

黒「お婆様？…！その髪色…ヴァルキュリアの？…ではお前は…」

「はい！あの時助けいただいたのは私の祖母で、私はA・ヴァルキュリアと申します…あの時、貴方方の一族がお婆様を助けてくれたおかげでお婆様もお母様も私もこうして生きていられました…ありがとうございます！」

私は手を前に組み深いお辞儀をする

黒「残念だが君の祖母を助けたのは俺たちではなくおそらく俺たちの師匠だ」

「…！…それでも！助けていただいた事に変わりありません…ありがとう！どうか貴方のお師匠様にもよろしくお伝えください」

黒「…わかった…伝えておこう」

緑「それじゃ、今度こそじゃあね〜」

カグラ「またね！」

私は彼に再びお辞儀をして見送りカグラは手を振っている

天晴「新しい戦士か？」

大和「多分そうじゃないかな？」

カグラ「強かったね？」

天晴「あぁ」

マーベラス「ムカつくがかなり強い」

皆、先程の戦士にそれぞれ感想をいう

天晴「1番強いって事？」

マーベラス「というかAはあいつ等を知ってたのか？」

兄さんに先程の2人について質問される

「ううん、私じゃなくて私のお婆様が昔、助けてもらったって何度も話してくれたのを思い出したの…さっきの剣の型とエンブレムを見て」

スティンガー「つまり直接会ったのはこれが初めてか？」

「そうなるね…お婆様から話を聞いて会えたらお礼を伝えたかったんだ…まぁ、助けたのは彼らじ