宇宙の救世主と彼女の物語11 (ページ38)

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全員「…！」

ガイソーグ(リタ)「な…なんなのよ、アンタ達！」

緑「なんなのって…ここに呼んだのはあんただろ？」

緑の戦士が取り出して投げたのはこの大会の出場チケット

黒「強敵だ…構えろ」

緑「だね？兄さんのいう通り強そうだ！」

「(あの剣…それにあの龍の紋章…まさか！)」

緑「お姉さん？そこ危ないから下がってて？」

「わ、わかった」

彼に言われた通り私はスティンガー達のいる所まで下がる

ガイソーグ(リタ)「まぁ、いいわ？誰だって一緒…この鎧さえ着てれば私が最強よ！はぁッ！はッ」

緑「ふぁｯ」

黒「はッ、〈ｶﾞｷﾝ〉はッ！」緑「はッ！」

ガイソーグ(リタ)「はッ、ッ！」

緑「はッ」黒「ふんッ」

緑が軽く油断した時、黒い方がすくざま間に入り緑を守る

互いに守りながらガイソーグになったリタと戦っている

緑「はッ、はッ、はッ！」

ガイソーグ(リタ)「はッ、ふッ！」

ｶﾞｷﾝｯ

緑「ははｯ！よｯ、ほｯ、よｯ、よｯ〈ﾀﾝｯ、ﾀ、ﾀ、ﾀﾝｯ〉」

緑の戦士はリズムでもとっているかのように軽快なステップを踏む

ガイソーグ(リタ)「？何それ？」

緑「ふッ、はッ、〈ｶﾞｷﾝｯ〉はッ、はぁッ！」

ガイソーグ(リタ)「ッ！」

緑の戦士はステップを踏みながら近づき斬撃と蹴りを入れリタを軽く後ろへ飛ばし

黒「ふッ、ふぁｯ！はぁ〜、ふんッ！うぉらｯ！」

ガイソーグ(リタ)「ッ！」

後ろから黒の戦士がさらに斬撃を行い剣を手から離して一回転させ受け止めるとそのまま肘で攻撃し再び剣て攻撃

ガイソーグ(リタ)「だったらこうよ！はぁ〜ッ！」

全員「…！」

私以外、未だに動けない5人…だけど

ガイソーグ(リタ)「うわぁ〜ッ！どけ！」

「カグラ！」

リタは剣を振り回して私を払いのけてカグラを人質にとった

ガイソーグ(リタ)「動くな！」

「(ダメだ…天羽々斬でもイチイバルでもカグラに攻撃が当たる！…一体どうしたら？)」

必死にカグラに傷をつけず救出する方法を考えていると

ｶﾞﾁｬｯ、ｼｬｷ

緑「ハヤソウル！」黒「ノビソウル」

ｶﾁｬｯ、ｷｭｲｰﾝ

『ハヤソウル！／ノビソウ〜ル！』

2人「ふッ」

ｶﾞｼｬﾝｯ、ｶﾞｼｬﾝ

2人は何かを取り出しそれを剣に装填すると軽快な音が流れる

『リュウソウ、ソウ、ソウ…ソウ！この感じ！』

2人「ふッ、はッ！」

『ハヤソウル！ノビソウル！』

そして2人の腕に鎧がつき再びレバーを上下に弾くと

『それ、それ、それ！その調子！』

黒「は〜〜、ふんッ！」