宇宙の救世主と彼女の物語11 (ページ32)

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になっても、お前はそれに従わなかった！』

スティンガーと私はかつて裏切られても助けたかった1人の男を思い浮かべていた

「(…スコルピオ…)ｯ」

スティンガー『それは！お前が心の奥底で正義を求めるからだろう！』

リタ『はｯ…知ったような事を言わないで？あんたに何がわかるの？』

スティンガー『俺の兄もな…お前と同じく悪を憎み力を求めて闇に落ちた』

天晴・マーベラス・ルカ「…！」

通信を聞いていた3人は私の方をみて私は静かに肯定の意味を込めて頷く

スティンガー『強さを求めるあまり正しい心を失って元に戻る事はなかった』

「…ｯ…」

スティンガー『だから…だから俺はお前を死なせたくない！』

リタ『ふｯ…騙されるもんか…雑魚はとっとと消えて〜〜！』

ﾋｭｯ、ﾄﾞｶﾝｯ

大和・スティンガー・カグラ『『『うわぁ〜〜ｯ！』』』

ﾋﾞﾋﾞｯ、ﾌﾞﾁｯ

「…！…スティンガー！大和！カグラ！」

爆発が起きる後スティンガーからの通信が途絶える

ルカ「…A…あいつの所に行ってやりな？」

「でも！」

マーベラス「心配なんだろ？」

天晴「ここは俺たちがどうにかしますから早く行ってあげてください」

「ルカねぇ、マベ兄ぃ、天晴くん…ｺｸﾝｯ…すみません！ここはお願いします！焔、姉さん達をお願いね？」

焔「承知しました…マスターもお気をつけて」

「うん」

私はルカ姉さん、マベ兄ぃ、天晴くんに背中を押され3人にこの場を託してスティンガー達の元へ向かう

リタ「蘇れ！究極大サタン！はぁ〜〜ｯ！」

彼女は持っていた杖を地中の奥深くに投げ入れると同時に装置が共鳴して光出し天高く伸びた光は一点に集中し地中の中へ吸い込まれていく

大和「…！何！？」

ｸﾞﾗｸﾞﾗｯ、ｸﾞﾙﾙﾙｯ

地中からとてつもない大きさの魔人が出現する

スティンガー・大和・カグラ「「「…！」」」

リタ「…ﾌｯ…何もかも消しちゃって！究極大サタン！」

サタン「うぉ〜〜〜ｯ！」

サタンが放った光線が山を破壊しそこから砕けた破片がスティンガー達に襲いかかる

リタ「はははッ、は〜ははッ！」

スティンガー「俺たちの手で絶対食い止めるんだ！」

大和・カグラ「あぁ！／うん！」

大和「野生解放！はぁｯ！」

ﾋｭｰｯ、ﾄﾞ～ﾝ

3人「うわぁ〜〜ｯ！」

3人でサタンの元に立ち向かうが光線で吹き飛ばされ変身が解除されてしまう

リタ「あんた達はこいつ等の相手をしてなさい？ｱﾊﾊｯ！」

敵「ギュア〜〜！」

大和達の前に