宇宙の救世主と彼女の物語11 (ページ29)

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って…まぁ、簡単に言うと強くなったって所かな？」

ルカ「そっか…Aも強くなったのね」

「うん！仲間や家族を守りたいからね？って！そんな事より聞いてよ姉さん！」

ルカ「？」

私は姉さんに先程の事を説明する

「兄さんってば姉さんを見つける為にガイソーグの鎧を被ろうとしていたのよ！！」

ルカ「はぁ？！ちょっとマーベラスあんたねぇ！」

マーベラス「仕方ねぇだろ？それしか思いつかないかったんだから」

「だからって！もし兄さんまでガイソーグの力に呑まれたらどうするつもりだったのよ！」

マーベラス「その時はお前等いりゃ大丈夫だと思ってな？」

ルカ「うっさいｯ！バ〜カ！」

「ふふふｯ…あははｯ！」

マーベラス・ルカ「？」

「なんか久しぶりだね、この感じ！ふふふｯ…マベ兄ぃが無茶すると私とルカ姉とジョー兄ぃで止めてたよね？」

懐かしい光景に思わず笑いが止まらなくなる

ルカ「そんな事もあったわね〜」

マーベラス「…ふんｯ…お前らだった無茶するだろ？」

ルカ・A『マーベラス／兄さんほど酷くはない！』

私と姉さんは口を揃えて言うと2人で笑い合いマーベラスは不服そうにしていた

天晴「(俺…完全に空気だけど…この会話に入るのは…ちょっとな〜？)」

「って！そんな場合じゃない！姉さんこんな時に申し訳ないんだけど手伝って欲しい事があるの！」

ルカ「手伝って欲しい事？」

私はこの惑星で起きている事やスティンガーと研究室で調べた事を簡単に説明する

ルカ「なるほどね？」

天晴「そんな事が」

「それで姉さんには私の精霊と協力してある物を破壊して欲しいの」

ルカ「わかったわ…かわいい妹の頼みだしね？協力するわ？」

天晴「なら俺も海賊のお姉さんを手伝うよ人手は多い方がいいでしょ？」

ルカ「はぁ？私1人で十分______」

「それはダメ！」

ルカ「！」

「あの装置を壊す前に魔法で作られた敵が潜んでいるの…かなりの数だったから1人では危ない…姉さんの強さは理解してる」

マーベラス「ｯたって、ここには俺とルカ、A、能天気野郎しかいないぞ？」

「そこは心配いらないよ？【焔】来て」

焔「お呼びですか？マスター？」

ルカ「何？こいつ」

「私の契約精霊で炎の上位精霊イフリート、名を【焔】」

焔「焔と申します…以後、お見知りおきを」

「焔、風音…2人は姉さんのサポートをお願い」

それから私は装置に向かう前にガイソーグについて詳しい話を姉さん