宇宙の救世主と彼女の物語11 (ページ26)

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大和「何としても食い止めないと！」

マーベラス「行くか？」

大和「待って！」

兄さんが先に行こうとするのを大和が止めて

大和「貴方はその前にお宝を」

カグラ「え？」

彼女は未だに兄さんの探しているお宝がなんなのか分かっていない様子

大和「仲間が貴方とAさんのお宝なんでしょう？」

カグラ「…そうだったんだ…でもどうやって？場所もわからないのに？」

マーベラス「いや？わかる」

そう言って兄さんはガイソーグの兜を手に取る

A-3人「！」

マーベラス「俺もすぐに追いつく…お前らそれまでにやられたら承知しねぇからな？」

兄さんはガイソーグの兜を被ろうとするが

バンｯ！

マーベラス「…！…なにすんだ！」

イチイバルで持っていた兜を撃ち飛ばす

「兄さん落ち着いて！こんな事もあろうかと…今、私の契約精霊に姉さんの居場所を探させてるからすぐに連絡が来る」

そう…スティンガーがガイソーグの鎧を纏ってしまった後私は自身が契約する精霊に姉さんの気配を探すように指示を出してからスティンガーの後を追いかけていた

？？「マスター？お待たせして申し訳ありません」

カグラ「誰？」

「私の契約する精霊の1人風の上位精霊のシルフで名を【風音】といいます。風音？軽く挨拶を」

私のそばに控えた精霊を仲間に紹介する

風音「マスターよりご紹介がありました、風の上位精霊の風音と申しますわ…以後お見知りおきくださいませ」

マーベラス「それより兜まで撃ち落として俺を止めたんだ、ルカの居場所掴んだんだろうな？」

風音「もちろん、命令にはきちんと従いますわ？」

「スティンガー…申し訳ないけどここからは…」

スティンガー「あぁ、わかってる…大切な家族なんだろう？早く行ってやれ」

「ありがとう、お2人共、私と兄さんは後から合流しますので…それまではお願いします」

私は2人に頭を下げてお願いをする

大和「はい！こっちは任せてください！」

カグラ「必ず止めてみせるから！」

「ｺｸﾝｯ…では兄さん行きましょう！姉さんを助けに」

マーベラス「あぁ」

「風音？案内をお願いします」

風音「了解ですわ、マスター」

私とマーベラスはフィールドを後にして風音の案内の基ルカ姉さんを救出しに向かった

《洞窟》

緑の戦士と黒の戦士は洞窟の奥へと捜索範囲を広げていた

緑「この広さ…騎士竜がいたに違いないぜ？」

黒「あぁ」

所々柱が崩れている場所を2人は懸命に捜索する