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通り抜け爆発が収まるとそこにいたのは
大和「スティンガー？」
マーベラス「？」
カグラ「！スティンガーさん？」
なんと天晴ではなくスティンガーだった！
リタ「この宇宙から正義なんて消えてなくなればいい！何もかもなくなれば…私の心も晴れる！」
大和「座って？」
鎧をスティンガーから引き剥がし大和はスティンガーに肩を貸しながら近くの柱に座らせる
カグラ「どうして？どういう事？」
？？「ﾊｧｯ…それは私がﾊｧｯ…説明します」
マーベラス「…！…A」
大和「Aさん！」
マーベラスの後ろにある出入り口からAが姿を現す
マーベラス「どういう事だ？」
貴方Side
ガイソーグの鎧を着けられたスティンガーの後を追いかけるとそこには天晴以外のチームメンバーが揃っていた
「この鎧は意思を持った鎧のようです」
3人「…！」
マーベラス「マジか？」
スティンガー「あぁ…事実だ」
私はスティンガーに回復魔法をかけながら説明を続ける
「この鎧は最強を求めて強い者からさらに強い者へと乗り替わっていくの」
大和「そんな事が？」
スティンガー「あぁ、こいつに乗っ取られている間…ガイソーグの者と思われる思考や記憶の断片が見えたんだ！…黄色い海賊の姿も見えた…」
マーベラス・A「…！」
「それは本当なの？！」
私はスティンガーに詰め寄り問いただす
スティンガー「あぁ、彼女の強さを見て取り憑いたんだろう…そして彼女の招待プレートでこの星に来たようだ」
マーベラス「ルカはどこにいる？生きてんだろ？」
スティンガー「すまない…それは俺には見えなかった」
マーベラス「……」
兄さんはルカ姉さんの居場所がわからない事に肩を落とす
大和「…！そうか…それが貴方の？」
マーベラス「……」
「(…姉さん…！)」
カグラ「あ！そうだ！ドギーさんがこれを渡してくれって」
「！その端末！スティンガー！」
スティンガー「あぁ」
カグラがドギーから預かった端末と手錠をスティンガーに手渡すとスティンガーは受け取った端末を開くと
スティンガー「究極大サタン召喚の呪文？！」
「…！究極大サタンですって！なんでそんな危険な代物を！」聞き慣れない単語に大和は疑問に思い聞く
大和「究極大サタン？」
マーベラス「聞いた事がある」
「この星を一瞬で滅ぼす大悪魔…だよね？兄さん」
マーベラス「あぁ」
スティンガー「…！リタはそれを復活させようとしている？」
カグラ「？」
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作者名：saetkenmamoT | 作成日時：2023年5月22日 2時
