検索窓
今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:5,714 hit

epi:9 ページ10

晃一side


まさか。

まさか1番前に架澄がおるやなんて思ってなかった。

ステージ上がってすぐ見つけた。

そりゃ、アイツ背ぇデカいし、目立つもん。

それになんでか俺のペンライト持ってるし。

8号車やったんか?

でもアイツ俺の方見てビックリしてる。笑

ほな8号車やなかったんや。



フリーライブが終わり、

休んでたらタクヤが女の子連れて帰ってきた。

彼女連れてくるなんて珍しいな。

よく聞いてみると聞いたことがある声、

そして、


「架澄です。」


えっ…今なんてった?

顔を見るとやっぱり架澄の姿。

アイツ、タクヤの彼女やったんか!


しかしよく聞くと幼なじみらしい。

ほんまにそれだけ?


心の奥がモヤモヤする。

なんでやろ…?


帰り道。

リョウガが最寄りで降りていった。

外を眺めてる架澄を見て今日の事を聞いてみた。


「タカシくんの歌声がよかった。」


…え、俺は?

待ってた答えとは全然違う答えが返ってきた。

なんかメンタルブレイク。笑




俺のペンライト振ってたのに。笑

あれ、またや。

なんでこんな風に思うんやろか。

モヤモヤ。

epi:10→←epi:8



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
15人がお気に入り
設定タグ:超特急 , コーイチ , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2015年10月10日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。