epi:6 ページ7
〈おん!
ほな、また後でな!〉
そう言って晃一が戻ってきた。
『船津くんと知り合いなんだ〜。
いいなぁ〜、かっこいいよねぇ〜』
〈えっ…お、おん!
ちょっとした知り合いでなー。〉
…なんかはぐらかした?
日曜日。
拓弥に来いと言われ、楓に絶対行こうと言われ、
拓弥の所属する "超特急" とゆうグループの
フリーライブにやってきた。
…が。
私は寝坊した。笑
『もしもーし、起きた〜?
整理券並んでるから用意できたら来てね〜』
「うぅーん…あと5ふんだけ…」
『拓弥くんに怒られるよ〜。笑』
「う"ーーー…」
すぐに用意してショッピングモールへ向かいました。笑
楓が小さな紙を渡してきた。
【整理券 番号 11番】
楓何時から並んでたの…?苦笑
1番前で "超特急" がでてくるのを待つ。
楓と私はペンライトを持っていない。
隣の人が緑と黒のペンライトを貸してくれた。
黒のペンライトってあるんだ…見づらくないの?笑
"超特急"のメンバーがステージに上がってくる。
同時に歓声があがる。
『僕達はーっ!
ちょーとっきゅーですっ!』
メンバー1人1人の顔をまじまじと見てみる。
…は?
そこには晃一の姿。
まさか、まさかあの晃一が居るはずないよね。笑
しかし、超特急のコーイチも私の方を見て固まっている。
そのせいで歌いだしを間違えていた。
MCになり、純白王子?の子が
『7:なぁ、コーイチどないしたん?
歌いだし間違えてたやん!笑』
〈えっ!
あーちょっとぼーっとしててん!笑〉
『4:コーイチの事だからなんか拾って食ったんだろ』
〈食への執念が凄い俺でもさすがにそれはないで。笑〉
また曲が始まり見ていると楓が
『ねぇ…あの人って、船津くんだよね…?』
そういって紫の子を指さす。
「えっ!ほんとだ。」
しかしそれどころではない。
黒の…コーイチくんがずっとこっちを見ている。
あの顔やっぱり晃一だよね。
フリーライブが終わり、
拓弥からメールが届いた。
_____________________
To:拓弥
¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯¯
もう帰る?
裏おいでよ。
-end-
_____________________
15人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:蒼 | 作成日時:2015年10月10日 23時