僕の中の君【大宮】和里＆歩コラボ☆ (ページ6)

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４　～智side～ページ6

智「‥‥。」
翔「‥ちょっと智くん。朝からそんな恐い顔しないでよ(汗)」
智「‥無理。」
翔「‥‥。」
智「‥‥。」
翔「今度は急に黙んないでよ‥‥(汗)」
智「しょーがねぇじゃん」
翔「(汗)」

今日は、やたらとテンションが低い。(←自分で言うのも何だが)
その理由。
Aがやたらと和也と楽しそうに喋ってるから。
最近じゃ俺にもあんな笑顔は見せてくれないって言うのに。

智「‥昨日怒ってた理由やっとわかったのにさ‥‥」
翔「俺のおかげでな♪」
智「これじゃ謝れねぇじゃん‥」
翔「いや、俺無視？？」

実は昨日。
Aが怒っていた理由がわからなかった俺は、幼なじみの翔くんに相談しに行った。

翔「いやぁ、それは怒るでしょ。」
智「何で。」
翔「何で。って‥まだ理由わかってないの？？」

翔くんはそう言うと少し、いやだいぶ呆れた顔をして俺を見てきた。

智「わかんねぇ。ぜんっぜんわかんねぇ。」
翔「‥‥Aが可哀想になってきたよ‥。(実際可哀想だケド)」
智「でもさぁ、怒ってる理由くらい教えてくれてもよくね？？俺がこうゆうの全然わかんないの、A知ってんだからさぁ‥‥」
翔「智くんはわかってなさすぎなんだよ‥」
智「‥‥しょーがねぇじゃんっ！！」
翔「いや、いきなり俺にキレないでよ。」
智「あーーー！！もう全然わかんねぇ！！これじゃ何のために翔くん家来たかわかんねぇよ」
翔「‥今のは俺に失礼でしょ。」
智「だって翔くん教えてくんねぇじゃん」
翔「‥‥。」
智「‥もう俺帰るわ。」
翔「…教えてほしくないの？？」
智「だから！！教えてほしいから来たって言ったじゃん！！！」
翔「わかった02。教えるから、そこ座って。」
智「今度こそちゃんと教えてくれよ？？」

そう言い、俺は翔くんの前に座った。