忘れ去られた紅一点[獄都事変]

2人の紅一点 ページ3

「それで…ここがこうで………」




麻耶「えぇ〜？そんな説明じゃぁ〜麻耶わっかんな〜いっ☆」





くっそなにこいつ。上手く説明してるはずなのに！



断じて！私の説明が悪いわけではない！



前準備で平腹相手に言ったら




平腹「ほ？知ってるぞ？」




とか言うへんなこと言われたけど！←




この説明には自信あるぞ！！！






麻耶「だからぁ〜！麻耶そんな説明じゃわかんな〜い！！！」




「……わかった。じゃあ佐疫。代わりにやってくんない？」




佐疫「え？Aの説明完璧だったと思うけど…

まぁいっか。分かった」





ほら！あの優等生の佐疫も完璧って言ってくれたぞ！？



物わかりの悪い女だなぁ！？←






佐疫「……それでここがこう。……分かった？」




麻耶「はいぃ♪すごく分かりやすかったですぅ！！」





はあぁぁぁぁ！？



佐疫の説明私とほとんど一緒だったぞ！？



おっまえ！ふざけんなよぉ！？






麻耶「あっそうそう♪Aさぁん！」




「……？なに？」




麻耶「報告書が終わってからでいいのでぇ、

後で私の部屋に来てくれませんかぁ？」




「……う、うん…分かったけど…」




麻耶「やったぁ♪それでは佐疫さん！それとAさん！

またあとでぇ、お会いしましょう〜♡」ダッ




佐疫「……大変だね。Aも。

早々に呼び出されて」




「あーあー。もう慣れた慣れた。

こんなの前にも色々あったし」




佐疫「え…前にもって……A…？」




「さぁーってと！報告書！終わらすとしますか〜！！！

ほら！佐疫も手伝って！早く！！！！」




佐疫「……うん。分かったよ」

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