占いツクール
検索窓
今日:17 hit、昨日:98 hit、合計:606,501 hit

衝撃のキス ページ14

正樹くんの衝撃的な発言に、頭が真っ白なまま立ち尽くす私をよそに、蓮子が市橋くんの元に近づいた。
そして倒れた車椅子を起こしながらまた話し始めた。


「私も本当に知らないよ、あいつがどこで何してるかとかさ。てゆうかトビオが犯人がどうかは直接本人に聞くまで信じないし」


やっぱり幼馴染みの縁っていうのは周りがどうにも出来ないくらい強いものらしい。
そんなこととっくの昔から分かっていた。
だから増渕くんへの想いは誰にも気付かれないように隠し通していたつもり。


「他にも言いたいこととか聞かなきゃいけないこともいっぱいあるし」


私もだ、私もまだ市橋くんに聞いていないことが山ほどある。
話したいことだって、たくさんあったのに。

増渕くんを助けたい私と
市橋くんを支えたい私は
一緒にいちゃ、いけない。

蓮子は市橋くんの目の前にしゃがみこむと「だからさ、一緒にトビオ探さない?」と彼に告げた。


「あんたは殺すため、私は告るため。私、トビオのこと好きみたいだからさ」


市橋くんの反応は私からは見えないけれど、どう思っているんだろうか。
今は違うと信じたいけど、もし傷ついていたら…。
だめだ、全部全部悪い方にばっかり考えてしまう。


「よし、ほら立って!よっ、力入れてる?んー!」


市橋くんの後ろに回って彼を立たそうとする蓮子の手が、市橋くんに、触れた。
たったそれだけのことなのに、胸が苦しくてたまらない。
なんだ、なんなんだろう、この気持ち。


「俺だったら、Aちゃんにこんな気持ちさせないよ」


隣から聞こえたその声に反応するとじっと真っ直ぐに私を見つめる正樹くんがいた。


『、何言って、っ!』


一瞬の出来事だった。
腕に力が掛かってなにかに引っ張られたと理解した瞬間、唇に何かが触れる感覚と視界いっぱいに広がる、正樹くんの顔。

…何が、起きているんだろう。
頭が真っ白すぎて何も理解出来ない。

市橋くんへの、気持ち 4話fin→←正樹くんの企み



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (289 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
807人がお気に入り
設定キーワード:僕たちがやりました , 窪田正孝 , 新田真剣佑   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

狛犬のリサ(プロフ) - あーあ、やっぱり夢主はトビオじゃなくて市橋かぁ…けっ…作者は最高でドラマも最高だったし…トビオ落ちだったらもっともーっと最高だったのになぁ (1月22日 2時) (レス) id: 3d96b1b6a9 (このIDを非表示/違反報告)
みい - いつも楽しみにしてます!トビオおち分岐ありがとうございます!トビオと結ばれて欲しいと思ってたので嬉しいです (2017年9月27日 16時) (レス) id: 788e2e4591 (このIDを非表示/違反報告)
はる坊(プロフ) - この前はトビオオチが見たい!とコメントさせていただきましたが、正直私もどっちも見たいです。どちらも書いてくださるというお話すごく嬉しいです!!頑張ってください!! (2017年9月2日 22時) (レス) id: 0e6de27daf (このIDを非表示/違反報告)
前田ちかね(プロフ) - 市橋くんオチがいいです! (2017年9月2日 22時) (レス) id: f96c4eb485 (このIDを非表示/違反報告)
emu(プロフ) - 今日の回は昼顔っぽくて面白かったです!めっちゃ好きですこの感じの>ω< (2017年9月2日 1時) (レス) id: 7e03b267ff (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:佐伯 | 作成日時:2017年8月8日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。