神のいたずら ページ10
こんなに緊張する日は久しぶりだった。
BM「……いいんじゃないか?ウジのソロだから全部任せようと思ってたが、いい出来だ」
WZ「っありがとうございます」
BM「クプスから期限を伸ばしたいって頼まれた時はどうなることかと思ったけどな」
俺が渡した書類を見たボムジュヒョンは安心したように伸びをした。
その姿に自分もほっと胸を撫で下ろした。
この曲が認められなかったら、もう何も思いつかないレベルで。
BM「…にしても珍しいなお前がこういう曲を書くなんて」
WZ「そう、ですかね」
BM「恋でもしてるのか?」
WZ「っは!?ちょ、何言って…」
BM「ふっ、冗談だって。そんな焦ってたら余計に怪しくなる」
楽しそうに片方の口角を上げたボムジュヒョンを慌てて止めた。
恋だなんてそんな、あるわけない。
俺があの子に?…っていうかなんであの子が出てくんだよ意味わかんねー。
WZ「ボムジュヒョン…もし、もしですよ?耳が聞こえない人に音楽を聴かせたい時って、どうすればいいんですかね」
BM「難しいな、前に振動で音楽を感じられるっていうのは聞いたことがある気がするけど」
WZ「振動、」
BM「お前らだったらパフォーマンスで音楽を伝えられることもSEVENTEENの強みなんじゃないか?」
そうか、ずっと耳から入る情報だけが音楽だって思ってた。
──────もし、これが神のいたずらなんだとしたら何故俺だったのか
その理由があったりするのか。
BM「なんかいい顔してるな」
WZ「、え?」
BM「やりたいことでも出来たか?」
WZ「いや…まあ、そんな所です」
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koro39(プロフ) - 続きが読みたいです..! (2022年2月22日 19時) (レス) @page22 id: 3d70232f0d (このIDを非表示/違反報告)
麗 - 久しぶりにこのお話を読みに来たら完結となっていてとても驚きました。もうおしまいなのでしょうか?このお話楽しみにしていたので、、、、 (2019年6月30日 14時) (レス) id: 8656a872ff (このIDを非表示/違反報告)
佐伯(プロフ) - なむさん» コメントありがとうございます!そうなんですね( ; ; )そう言っていただけで嬉しいかぎりです!もし失礼なことがあればすみません( ; ; )これからも更新頑張りますのでよろしくお願いします!! (2019年2月1日 18時) (レス) id: 68bb58c651 (このIDを非表示/違反報告)
佐伯(プロフ) - なんかよく分かんないけど新しい感じの女さん» コメントありがとうございます!嬉しいお言葉…( ; ; )これからも頑張りますので、よろしくお願いします! (2019年2月1日 18時) (レス) id: 68bb58c651 (このIDを非表示/違反報告)
なむ - わたし耳聞こえないんですけど、なんか凄く親近感が湧いて更新が楽しみです! (2019年1月28日 1時) (レス) id: 4983707158 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:佐伯 | 作成日時:2019年1月25日 19時