9話 ページ9
いきなりの伏黒の大声とその内容を理解するのに皆は固まった。そこに五条が来て、青春してるところ悪いね〜授業始まるよ〜と発言すれば皆それぞれ席に座る。
『(色々と、、、なんで?)』
虎「(何で俺は入っちゃダメなの?龍ヶ崎の部屋に何か隠されてんのか?ジェニファーローレンスのサインとか…)」
釘「(わかりやすすぎてキモっ)」
各々思った事を心の中で吐き出すが、当の発言した本人はやっと言いたいこと言えたとバリにスッキリした様子。そしてこの日も授業、訓練を終えた4人は寮に向かう支度をしていた。
釘「ねぇA、ラーメン食いに行こう」
『…っ!行く行く!』
釘「や、やけにテンション高いな」
『前は施設外へは行っちゃダメだったから、食べたい物とか欲しい物言えば用意してくれたし何不自由なかったけど、無機質な部屋で食べる物はいつも味気なくて…雑誌とかしか見れなかったから、ラーメン食べに行くの夢だったんだ〜』
実験施設いたAは、それが当たり前の日常だったから飄々と言ってるが、他の3人は空いた口が塞がらない様子。
伏「……お前いつからいつまで、そこにいたんだ?」
『7歳からここに来るまでだから…8年?』
釘「何でそーゆうの早く言わないの!8年もいたなんて聞いてない!!」
『今言っt』
釘「それは言ってる事になんねーんだよ!早く言ってくれれば私が色々連れて行くのに!そうと決まればすぐ出発よ。あんたらも来る?」
伏「行く」
虎「って言っても東京期間は龍ヶ崎と同じだろ」
釘「おっけー虎杖は行かないのね」
虎「行く行く!俺も行くからぁー!!」
こうして4人は虎杖が調べた店にたどり着いた…
釘「こ、ここで合ってんの?そもそもやってるの?」
虎「暖簾出てるしやってるだろ!早く入ろーぜ、腹減った」
薄暗い裏路地にあるお店は綺麗とは程遠い見た目をしていて、営業中かすらわからないが釘崎以外の3人は躊躇なく入って行った。
「いらっしゃい、おや?若いのが珍しいね!席は奥から詰めて座ってくれ」
店の中で待っていたのは、店の雰囲気とは似合わない優しそうなおじさんだった。店内はカウンター席しかなく決して広いとは言えない。
虎「調べたらここ出て来て、クチコミも超良かったんで来てみたんすよ!」
「今は便利になったもんだな。ま、こうして来てくれる客もいるから文句は言わないけどね」
注文決まったら教えてくれ。と言われ皆メニューに目を移す。
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作者名:かえさ | 作成日時:2020年12月14日 11時