47話 ページ47
東「2人を連れて帳を出ろ。西宮曰くこの帳は対五条用で俺たちは問題なく出入りできる」
伏「待て、いくらアンタでも」
虎「伏黒、大丈夫」
そして伏黒は気付いた。成長しようとしている虎杖の姿を。
東「気づいたようだな。羽化を始めた者に何人も触れる事は許されない。虎杖は今そういう状態だ」
伏「っ。次死んだら殺す!!」
虎「そんじゃ、死ぬ訳には行かねーな」
こうして伏黒と真希はパンダに担がれ帳の外へ向かった。
そして数十分後、事態は終息を迎える。
帳が無くなり五条が現れたのだ。
五「さて、何処から行こうか。」
虎「五条先生!?」
五(悠仁のレベルが格段に上がっている‼そうか葵か‼確かにアイツは悠仁と相性いいだろ。特級とやり合ってるみたいだけど、ここは心配いらないな)
そして楽巖寺の所へ行く。が、楽巖寺とやり合ってる奴には色々聞かなければならないという事で、結局虎杖達と戦ってる特級のみとなる。
五「少し距離があるな…仕方ない、少し乱暴しようか。
術式順転"蒼" 術式反転"赫"」
虚式"茈"
凝縮された凄まじいエネルギーで特級呪霊を一瞬で吹き飛ばす。
東「あいかわらず規格外だな。これでは祓えたかどうかも分からん」
目の前に居たはずの特級の姿はなく、残るのは大きく地面を抉られできた溝があった。
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釘「アンタいつの間にあのゴリラと仲良くなったのよ」
虎「いや、仲良くなったっつーか…記憶はあんだけど、あの時は俺が俺じゃなかったというか…」
『あの妄想に乗っちゃダメだよ』
釘「何アンタ酔ってたの?」
虎「釘崎は俺があの状況で酒を飲みかねない思ってるの?ショックなんだけど…」
『でもまぁ、恵の怪我が大した事なくて良かった』
虎「ピザ食えてるしな!」
今4人は伏黒がいるベッドの上にピザを広げ、食べながら話をしていた。
伏「いや、もっと消化いいもん持ってきてくれ。
あの時、呪力がカラカラだったのが逆に良かったみたいだ。根を取り出した時点で家入さんの治せる範囲だった」
『そーゆうこともあるのね』
伏「虎杖、オマエ強くなったんだな。俺も強くなる。すぐに追い越すぞ」
虎「ハハッ、相変わらずだな」
釘「私ら抜きで話進めてんじゃねーよ。な、A」
『う、うん!』
東「それでこそ、
うんうんと頷ながら、当たり前かのように輪の中にいるのは東堂だった。
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作者名:かえさ | 作成日時:2020年12月14日 11時