40話 ページ40
五「やぁやぁ皆さんおそろいで、私出張で海外に行ってましてね」
パ「急に語り始めたぞ」
五「はい、お土産。京都の皆にはとある部族のお守りを、歌姫のはないよ」
庵「いらねぇよ!!」
五条は京都校の皆に人の形をした不気味なお守りを渡していた。そして次に、東京校の皆にはコチラ!とその大きな箱を差し出して来た。
釘「ハイテンションな大人って不気味ね」
『でも中身気になるかも』
そう言い箱に近づくA。するど中からゴソゴソと音がして、勢いよく箱が開いた。
『ひっ!!』
五「故人の虎杖悠仁君でぇーす!!」
虎「はい!!おっぱっぴー!!」
某人気芸人のセリフを思いっきり吐き捨てたにも関わらず、伏黒と釘崎は顔を顰め、Aは驚きの余り目を見開き固まってる始末。
虎(えっ…え!?全っ然、嬉しそうじゃない!!京都校の人らは…
お土産に夢中!!!)
楽「宿儺の器!?どういうことだ…」
1番初めに声を出したのは京都校学長、楽巖寺嘉伸。
五「楽巖寺学長ー!いやー良かった良かった。ビックリして死んじゃったらどうしようかと、心配してましたよ」
楽「糞餓鬼が」
クツクツ笑いながら馬鹿にしているとも捉えられる言い方で言う五条。その事に物凄い殺気を出す楽巖寺。
釘「おい」
虎「あ、はい」
足でガンガン箱を蹴りながら、怒っている様子の釘崎。
釘「何か言う事あんだろ」
虎「え」
『…っゆ、悠仁の、、、ばかー!!!』
虎「…っ生きてる事、黙ってて、、、すんませんでした」
そしてAは泣きながら虎杖に、思いっきり抱き付きギリギリと力を込めて行く。
虎「ごめんって!!死ぬ死ぬ!!生きてるドッキリした後なのに死ぬ!」
伏「おい、A!!虎杖に抱き付くな!」
虎杖に抱き付くAを必死に引き剥がそうとする伏黒。そして目の下を少し赤くして尚も虎杖を睨み箱を蹴る釘崎。側から見ればとても変な光景だ。こうして虎杖は、命を賭してスベりながらも合流を果たしたのだった。
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作者名:かえさ | 作成日時:2020年12月14日 11時