本当の笑顔俺だけに見せろよ。【ハイキュー】【影山飛雄】 (ページ41)

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40話ページ41

下崎side

『まさかあの3人組に釘を刺すような事言われてたなんて…意外と手を回してたんだね。
なんか今まで同じ班だったのに、あんま話した事なかったし一気に距離が縮まって不思議な感じ。』

あ「こ、これ。……あげる。今までの、お詫び。」

『…飴？(か、可愛すぎる。)
…ありがとう！私この苺の飴好きなんだ！』

侑「お、ありさがお気に入りの飴あげるなんて珍しいな！！私なんて塩飴しかもらった事ないし！はははっ！」

『塩飴(笑)
(侑子は笑顔が素敵！可愛い！！)』

この3人は見ての通り性格はバラバラ。ありさは口数少なて内気な性格、対照的に侑子はハキハキ元気な活発っ子。それをまとめる凛って感じかな。
そして皆それぞれ可愛くてキュンキュンが止まりません。

侑「それより、今日の掃除は私達がやるよ！」

『え？なんで？』

凛「この間、中庭掃除私達行かなかったし…隣のクラスの影山君と2人でやってくれたんでしょ？」

『そうだけど…なんで知ってるの！？』

あ「影山が言って来たから…。……怖かった。」

『怖い！？なんかごめん！！こんな可愛い子達に何を言ったんだ影山君・・・。』

凛「いや、ただなんで休んだか事情聴取されただけだよ？」

『じ、事情聴取って…。』

侑「言っとくが、私達は中庭掃除の日ちゃんと行こうとしたけど、今日は1人でやるから来なくていいってAが言ってたって女子生徒に言われて行かなかっただけだから！」

『っ！それって一体誰に言われたの？』

凛「んー名前までわからないな…見ればこの人って言えるけど…」

まぁ、噂の誤解が解けたと言ってもクラスのほんの一部だろうし、中にはまだ私の事を毛嫌いする人は沢山いると思う。きっとその中に言った人が居るのならば仕方がない事だと私は思った。

そして、そんな中歩み寄ってきてくれた凛、侑子、ありさ達には本当に嬉しく思った。

侑「っとまぁ！今日の掃除は私達に任せて！バレー部なんでしょ？早く行ってこい！」

『まぁバレー部はバレー部でも幽霊部員なんだけどね(笑)』

侑「は？なにそれ、面白すぎる！」

『…その話も時間ある時に話します。(笑)』

凛「明日のお昼休みに根掘り葉掘り聞くからね！
じゃあ頑張ってねー！」

あ「…バイバイ。」

『ばいばいっ！』

彼女達のお陰で、やっと学生生活に彩〔いろ〕が着き始めた。