本当の笑顔俺だけに見せろよ。【ハイキュー】【影山飛雄】 (ページ30)

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29話ページ30

孤爪side

研「やっぱ君面白いね。」

『面白い事言ったかな…？私バレーが好きになったのも、彼らのいつも全力なバレーを見たのがきっかけで、それはどんな時だって変わらない。でも練習試合は、唯一負けてもいい試合だからこれをきっかけで何か大きな進歩に繋げて欲しいなってちゃっかり思ってる！』

初めて見る試合で自分のチームが負けて、落ち込まれてでもしたらと思ってあんなこと言ったけど、心配いらなかったみたい。

少なくとも俺以外は皆全力で勝つつもりだよ。

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下崎side

鳥「さっさと片付けするぞ！！」

試合は1セットも取れず終了、つまり完敗。音駒の人たちの新幹線の時間もあるから、練習試合は終え片付けに入っていた。
私は潔子さんと一緒にドリンクボトルの片付けを手伝っていた。

『ふんふふんふーんふんふん♪(鼻歌)』

潔「なんかご機嫌だね。てっきり落ち込んでるかと思った。」

『いや、、負けて悔しいですけど、とてもいい試合見れて私は感無量です！』

潔「確かに皆の目標を今日見つけられた。良いきっかけを使ってくれた試合だった。」

『ですよねですよね！それに音駒の人達も手を抜かないで全力で相手してくれた。お互いを高めあって試合して目が離せなかったです。』

"好敵手"そんな事を言っていたけど、お互いを高め合う存在ってとても大事だと思う。
翔ちゃんと影山君も同じチームだけど好敵手って言うのはおかしいのかな？
2人の今後がより一層楽しみに思った。

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田、虎「「友よ、、、また会おう！！！」」

な、なんか皆仲良くなってる？！！！

翔「研磨！」

研「翔陽。」

翔「この前道で会った時、特別バレー好きじゃないって言ってたよな。」

研「…う、うん。」

翔「今日は！？勝ってどお思った？」

研「別に、普通、、、かな。」

翔「次は………絶対必死にさせて、俺たちが勝って
・・・そんで、悔しかったとか楽しかったとか"別に"意外な事言わせるからな！！」

『大人になったカラスは、ネコでも手が追えなくなっちゃうんだからね！！！』

翔ちゃんが良い事を言ってるもんだから思わず、翔ちゃんの両肩に後ろからに手を置き身を乗り出して言った。

翔「うおっ！！Aか、、びっくりした…」

研「…っ。うん。じゃあ、期待しとく。」

翔「じゃ、また全国で。」

研「うん。」

そう言って翔ちゃんと研磨さんは握手を交わした。