本当の笑顔俺だけに見せろよ。【ハイキュー】【影山飛雄】 (ページ16)

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15話ページ16

影山side

「なんで俺にそんな話しかけてくるんだ。」

荒「もっとお話ししたくて(ニコッ)」

昼休み話かけてきてから荒木とか言う奴は、授業の合間の10分休み俺のところに来るようになった。

「(次で授業終わりだから荒木が来るのもこれで最後か…)」

荒「今、次で最後だからとか思わなかった？」

「なんで分かる。」

荒「否定しないんだね。(笑)
ねぇねぇ。バレーはいつからやってるの？兄弟いるの？何型？」

「質問多いんだよ！なんなんだお前！あいつ目的か？」

荒「あいつ？とは？」

「名字なんだっけ…(小声)」

荒「下崎さ「それだ。」んね。」

「俺は、、下崎とは無関係だ。どちらかと言えば日向の方があいつと親しい。」

荒「(ふーん。日向君か。)名前覚えてないんだ(笑)」

「覚えてるわ！ボケ！AだろA。あいつ目当てなら自分で自己紹介でもしてこい。」

荒「(名字覚えてないパターンか(笑))別に下崎さん目当てじゃ無いよ。影山君に興味があるだけ！バレーの事しか頭にないと思ってたけど、意外と正義感強かったりするんだなーって。」

「気持ち悪い事言ってんじゃねぇ。もう授業始まるからあっち行け。俺は寝る。」

荒「はいはーい。お休みなさい(笑)」

ったく。あいつはなんなんだ。
荒木のせいか知らないが最後の授業全く寝付けず、俺はバレーがしたくてウズウズしていた。

「(ったく、早くバレーに集中してぇ…)」

やっと授業が終わり明日からの合宿の事で頭がいっぱいだった俺はすぐ教室を出てた。すると廊下の窓から外を見下ろしほくそ笑んでる女子が目に入った。外は部活も始まっておらず静かで、なにに笑ってるのか気になった俺は先に進んで、階段の踊り場の窓から外を見下ろした。
そこには1人で中庭を掃除しているAがいた。

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下崎side

「(はぁーなんで来ないんだろ…流石に1人はダルすぎる…潔子さんに早く会いたいのに。)」

私はイジメを受けていても、あの女子3人組の被害しかない。他は出回ってる噂で皆私と絡もうとしないだけで、無言だが掃除だって一緒にする。そんな中のいきなりの掃除バックれ。
私のイジメもとうとう本格化してきたかと思っていたら意外な人物が私に声をかけてきた。

「お前1人なのか？」

『影山君？！』

「中庭の掃除は班でやるやつだろ。」

中庭の掃除は毎週クラスローテーションで行う。その為前のクラスの影山君は中庭掃除は何人かでやることを知っていた。