本当の笑顔俺だけに見せろよ。【ハイキュー】【影山飛雄】 (ページ13)

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12話ページ13

影山side

「ジャージ？…あぁ、早ぇな。」

すると次は教室の前のドアから日向が尋ねてきた。

翔「影山！いるかー？」

「後ろだ。」

翔「おっ！Aも来てたのか！」

『し、翔ちゃん…ちょっとボリューム落として(小声)』

翔「？？」

ただでさえ色々噂が立っているあいつが来て、教室がざわついてるのに日向が馴れ馴れしくあいつを呼ぶから余計にざわついてる…

「…….取り敢えず屋上行くぞ。」

『「うん／おう？」』

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下崎side

ｶﾞｻｺﾞｿ
『翔ちゃん、はいっ。借りてたジャージ！2人ともありがとね。』

翔「おっ！早いな！」

『乾燥機かけたからねっ。それより私に用事あったんだよね？』

問いただすと、連休の最終日が練習試合でその試合を見に来るか？と誘ってくれた。
私は嬉しさのあまり目を見開き『いいのっ？』と思わず前のめりになってしまった。

「あ、あぁ。」

翔「当たり前だ！Aに用事が無ければな！それに先輩達の案だからな！…あ。」

『案…？？』

「いや、お前が昨日バレーを褒めまくってたから張り切ってと言うか…」

翔「そ、そうそう！！」

『嬉しいな…丁度潔子先輩に借りてたタオル今日返そうと思ってたからお礼言わなくちゃ…(ﾆﾔﾆﾔ)』

翔「Aって相変わらず綺麗な人好きのな。顔ﾆﾔﾆﾔしちゃうとことかかわってねーし！」

そう。私は昔から綺麗な人とか可愛い人が大好きで、話したりするとドキドキしてしまう事がある(笑)自分ではわからないがニヤニヤしてるらしい(笑)

『綺麗な人だけじゃなくて可愛い人も好きだからね！てかニヤニヤしてないしっ！』

翔「いや、してる！」

『してない！』

翔「してる！してたよな？影山？」

絶対してな「してた。」……
はぁ？？

『影山くんまで！！てか、影山君は逆にもうちょっとニヤニヤした方がいいんじゃない？』

「は？どーゆう事だ！」

『その言葉の通りです！顔整ってるのに無愛想すぎて勿体ない！目で人を殺せるレベル。』

翔「うんうん。実際俺も目で殺されかけたし。」

「なっ…！お前は褒めてんのか貶してんのかどっちなんだよ！あと日向てめぇ……」

翔「ひぃっ！」

翔ちゃんは私の後ろに隠れ影山君を威嚇している。そんな姿に思わず笑ってしまう。

「おい。」

翔「『ん？』」

「いや、、お前だよ。」

翔「『私？／俺？』」