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あれから3日ほど経った。
『 頭痛い… 』
家の掃除係はルンバ。
洗濯物と朝食の洗い物をすれば、
ある程度の家事は終了する。
翔「 大丈夫？病院行こっか？ 」
『 いや…ただの偏頭痛だと思う 』
元々小さい頃から偏頭痛持ちだったから、
大したことない、そう思った。
翔「 上に言えば、俺も付いていけるし 」
そう言って頑なに、
私を病院に連れていこうとする彼。
少しのことで、すぐ心配されてきたんだろうな。
なんて思う。
『 ごめんなさい、迷惑かけて 』
��薬だけでも貰いに行こう��
そう言う彼に連れられて、近くの内科へ。
名前を呼ばれて、
翔「 ここで待ってるよ 」
彼がそう言ったから、診察室に入る。
医師「 診ますね〜 」
そう言われ、診察を受ける。
医師「 腰痛とかはない？ 」
『 あ〜…少しだけ 』
医師「 ん〜、産婦人科で診てもらってもいいかもね 」
そう言われて、思わず耳を疑った。
医師「 心当たりない？ 」
彼とは3日前だし、避妊もした。
医師「 大体、3週間から1ヶ月ぐらい前かな？ 」
『 …まだ確定ではないんですよね 』
医師「 でも、そう思っててもいいんじゃないかな 」
そう言ってニコッと笑う先生。
診察室を出て、彼の顔を見ると、
優しい顔をして、「 大丈夫？ 」そう言った。
『 うん、大丈夫 』
薬が出ないことを不思議そうにする彼と、
車に乗る。
翔「 薬、飲まなくていいって？ 」
『 あのね、 』
翔「 ん？ 」
『 あの… 』
翔「 どうしたの？ 」
『 赤ちゃん…いるかも、…前の…彼の 』
翔「 …えっ、？ 」
目を見開けてびっくりする彼。
『 …ごめんね…っ、でも、
…産みたいっ… 』
ボロボロと流れてくる涙。
彼には関係の無い子供。
でも、私の大好きな、臣との赤ちゃん。
絶対に手放したくない、産みたい、
そう強く思った。
神様からの、最後のプレゼントだと思った。
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ra(プロフ) - こんばんは。いつも作品を拝見させて頂いているものです。いつ も読む度に切なくなります。今まで読んだ作品の中でこの作品はとても素敵な作品だなと思い毎日更新が楽しみです。こちらの作品はハッピーエンドになる予定なのですか？これからも更新楽しみにしています。 (2017年10月25日 17時) (
レス) id: 0628051535 (このIDを非表示/違反報告)
穂香(プロフ) - つづき楽しみにしまくってます (2017年10月25日 15時) (レス) id: 5b2b0affa6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：O312_nx | 作成日時：2017年10月6日 0時
