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『 お腹いっぱい？ 』
「 やっぱうめー 」
『 ふふっ、ありがと 』
食べ終えた皿をキッチンに運ぼうとしたら、
「 俺がやるって 」
そう言うから、
『 優しい、ありがと 』
甘えることにした。
ってそんなことより、
『 クーラーつけてるのにまだ上、着ないの？ 』
「 …これ終わったらAとイチャイチャタイムだー 」
わたしの言葉は無視 (笑)
『 ははっ、なにそれ 』
「 愛を確認し合う時間 」
『 変なの〜 』
ソファーに座ってテレビを見る。
『 ねーねー 』
「 んー？ 」
『 二次審査の臣見ていー？ 』
「 んー、ダメ！ 」
『 えー！なんで！ 』
「 恥ずかしいもん、俺いないときにしてー 」
そう言うから渋々録ってたバラエティを見る。
「 終わったぁ 」
ソファーに後ろから飛びついてくる臣に
思わずよろけそうになる。
危ないなーって怒ると、ごめんって
可愛い顔して謝った。
「 褒美は？ 」
『 なにがいい？ 』
「 んー、A？ 」
『 へ？ 』
「 Aがほしいー 」
『 さっきオムライスあげたのに？ 』
「 なんか俺ペットみたい 」
『 え？違うの？ 』
「 うっせー口だなぁ 」
苦笑いしながらキスをしてくる。
胸をトントンと叩いて、やめて欲しいと伝える。
「 ん？ 」
『 あっち… 』
「 ベッドがいいか、そうか 」
にたーっと笑って私をお姫様抱っこしたら、
ベッドに優しく下ろしてくれる。
カーテンを閉めても、遮れないほどの日差し。
『 恥ずかしっ 』
「 今さら？ 」
『 いつまで経っても 』
「 俺もいつまで経っても興奮する 」
『 うるさー (笑) 』
そんなチャラけた雰囲気をガラッと変えるように
臣からの熱いキスに必死に応える。
情事後、少ししてから眠った臣。
��好き��とか��愛してる��って言葉を、
かけてくれる臣。
愛してる、なんて滅多に言わないのに。
『 …愛してるよ 』
彼の髪を撫でて、チュッとキスする。
もう泣かない、って決めたのに出てくる涙。
咄嗟に声を殺して、臣に背中を向ける。
すると、ぎゅーっときつく背中から抱きしめられる。
「 怖い夢見た？ 」
『 …うん 』
気付かないふり、してくれてるのかな。
「 こっち向いて 」
『 やだ、』
「 なんで 」
『 見られたくない 』
「 ったく、なんだよそれ (笑) 」
そう言ってもう1度、私をきつく抱きしめた。
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ra(プロフ) - こんばんは。いつも作品を拝見させて頂いているものです。いつ も読む度に切なくなります。今まで読んだ作品の中でこの作品はとても素敵な作品だなと思い毎日更新が楽しみです。こちらの作品はハッピーエンドになる予定なのですか？これからも更新楽しみにしています。 (2017年10月25日 17時) (
レス) id: 0628051535 (このIDを非表示/違反報告)
穂香(プロフ) - つづき楽しみにしまくってます (2017年10月25日 15時) (レス) id: 5b2b0affa6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：O312_nx | 作成日時：2017年10月6日 0時
