検索窓
今日:23 hit、昨日:0 hit、合計:249,845 hit

ページ3

付き合って初めてのクリスマス。


「 これ、プレゼント 」




照れながらそう言って彼が私にくれたもの。


『 ディズニー?! 』




ディズニーランドのペアチケット。


いつか大好きな人と行くのが夢だった。



『 ありがとう。ほんとにほんとにありがとうっ 』



ギューッと抱きつくと


恥ずかしそうな顔をしながらも


「 お前のその顔が見たくて仕事頑張った 」


そんなことを言ってくれた。







12月25日。快晴。



『 わたしがミニーちゃんで臣がミッキーね 』


そう言ってお揃いのカチューシャをつけた。




長い長い待ち時間も、


普段そこまで口数の多くない臣が


たくさんいろんな話をしてくれて、


ただ一緒にいるだけで楽しくて。





周りを見れば、カップルしか居なかったけど


どこのカップルよりも


私たちが一番幸せだし


楽しい時間を過ごしている気がした。





朝から晩まで遊び尽くして、


ホテルまで取ってくれてた臣。



『 お風呂はいってくるね 』


そう言うと、


「 ダメ、俺も一緒に入る 」


なんてこのカッコいい顔で言われたら


折れるしかない。



いつもならパスしてるけど今日だけ特別。




お風呂から出たら


髪をお互いで乾かしあって。



私の髪を先に乾かしてくれた臣。


『 はい、ここ座って 』


ソファーの下に座った臣の髪を


わしゃわしゃ乾かしてると、



『 …寝ちゃだめだよ? (笑) 』


コクリ…コクリ…と


眠そうにしてる臣。




「 …や…寝てない… 」


そんなことを言いながらも首を傾けて


このまま放っておいたら寝るでしょ (笑)



『 今日はありがとう。寝よっか? 』


そう言うと


「 …ん 」


なんて言いながらベッドにダイブした。



2つあるのにわざと臣のベッドに入った。


『 私のために何から何まで…
ほんとにありがとっ自慢の彼氏だよ 』


『 世界でいちばん幸せっ… 』


目をつぶった彼。もう寝ちゃったな、


と思いつつも沢山の愛をこめて


キスをした。

4→←2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (102 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
524人がお気に入り
設定タグ:登坂広臣 , 三代目JSoulBrothers , LDH   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ra(プロフ) - こんばんは。いつも作品を拝見させて頂いているものです。いつ も読む度に切なくなります。今まで読んだ作品の中でこの作品はとても素敵な作品だなと思い毎日更新が楽しみです。こちらの作品はハッピーエンドになる予定なのですか?これからも更新楽しみにしています。 (2017年10月25日 17時) (レス) id: 0628051535 (このIDを非表示/違反報告)
穂香(プロフ) - つづき楽しみにしまくってます (2017年10月25日 15時) (レス) id: 5b2b0affa6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:O312_nx | 作成日時:2017年10月6日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。